ビックリマン☆モバイル 第5巻 魔導ヘルリスト

bikkurimanmobile5-24
超聖神クロノズーに匹敵する実力者で、クロノズーと兄弟ではないかとウワサされるほどの大悪魔。というのは全部デタラメ真っ赤なウソで、見せかけ倒しのハッタリ野郎。いかつい鎧を身に着けて強そうに見せていたが、首から上が本体の気の弱いミニミニ悪魔だった。
少しでも強そうに見せるために、クロノズーの声色を必死に練習して習得(「スットーン」など、本物とはちょっと違う擬音を使う)。苦労して手に入れた古文書に書いてあった大ソライ塔にあやかろうと、大ソライ塔そっくりの城を建造。ウルフライを使い、インチキ商品を売ってセコセコと軍資金を稼いでいた。
クロノズーに代わり真黒の頂点に立とうとする意気込み“だけ”は、まあ本物というか。絶対に一生出世しないタイプ。ある意味これこそウルフライの師匠。ウルフライは今までこんな奴に売り上げをピン撥ねされていたのかとショックを受けた。
氷ミコのマクロパワーで巨大化した。ネロクィーンがぶりっ子しながら放ったマシロシールマシロ化したが、天使にもお守りにもならずに元のサイズに戻っただけ。マリア化した氷ミコに城を破壊されたため、ネロクィーンウルフライと一緒に行動するようになった。ウルフライに対しては相変わらず師匠面するが、ウルフライからは“ヘル公“と呼ばれ軽んじられるようになった。
大ソライ塔似の城のほかに、全世界に秘密基地が3794あるといわれている(自称)。ニッコリー温泉近辺にある秘密基地から、かつての部下である魔J土鬼に連絡して、あくどい商売を再開しようとした。しかし、ヘルリストの評判はすっかりガタ落ちで、もはや過去の栄光は取り戻せなくなっていた。
3バカ扱いされるのも、天使やお守りと一緒になって旅を続けるのにも抵抗があった。だが、ゲンキたちと過ごした日々が楽しかったのも事実。ヘルリストは見栄を捨て、ゲンキたちの旅に最後まで付き合うことにした。その後は、ウルフライとともに行商を再開した。

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