十字架天使とともにまとば世界に落ちてきた老亀。スーパーゼウスの魂が亀に乗り移った姿。ヤマト王子たち若神子や十字架天使とは違い、記憶を失ってはいない。しかし、言葉の自由が利かず、まとば世界への干渉を著しく制限されている。せいぜい「なのじゃ~」と発音できるくらいだ。
亀の甲羅にはマシロシールが収納されており、必要な時はいつでも取り出すことができる。女好きのウルフライとは似たもの同士なのだが、若僧と呼んで気に食わなかった…のだが、いつの間にか“亀くん““ウルフくん“と呼び合うほどにシンパシーを感じあうようになった。ネロクィーンのことももはや悪人とは思っていない。
毎日痛い目を見ているうちに打たれ強い体質になり、気絶しにくい体質になった。シャーマンカーンの時空通信装置が脳天に直撃して気絶した時、ようやく亀=スーパーゼウスであることをゲンキたちに気付いてもらえた。スケベで非力な亀でも、いざという時には天使の指導者としての尊厳を持って巨悪に挑む。巨大化したシヴァヘラに必殺のなのじゃ~キックを、あっさり返された。
最終決戦、スーパーデビル(クロノズーの描き出した仮の肉体)の腕に噛み付き、クロノズーのマクロパワーを吸収。亀の身体を捨て、スーパーゼウス本来の姿で蘇る。亀は元の聖シェル神に戻った。
・技
なのじゃ~キック