曼聖羅に平穏をもたらすといわれる存在。言葉を必要とせず、魂そのものが真実を語るという。身分や素性を捨て、与えられた姿や言葉さえ捨てることで、オリン姫は聖なる魂プッチー・オリンに変身した。変身させたのは聖梵ムガルの羅味線(ただでさえナディアの娘ではないかというウワサのあったオリン姫。プッチーの姿がことさらナディアに似ているのは、オリンがナディアと会った時に一目で分かるようにとのムガルの配慮からだった。オリンは紛れもなくメディアの娘)。
曼聖羅の古い歌にこうある。「聖なる魂と聖なる船が一つになる時、曼聖羅に平穏きたる」。これは、聖なる魂プッチー・オリンと聖なる船ワープスライダーPがマルコたちとの交流を通じて、メディアの怒りや誤解を解き、ナディアとの和解を実現することで(次界と)曼聖羅を平和にするという意味のようだ。
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