天魔界の阿修羅の異名を取る悪魔ヘッド。第一次聖魔大戦で始祖ジュラを失い、新たなヘッド誕生を願う悪魔たちの悪心が結集した結果、魔性暗黒ゾーンから生を受けた。始祖ジュラのように戦闘の矢面に立つことは余りない。偽神タイプに変装し天聖界に直接乗り込んだ下心テクター事件は例外。大概は知力で勝負する軍師、参謀タイプ。ブラック戒律と呼ばれる一種宗教のようなもので悪魔たちを縛る。
当初は天魔界唯一のヘッドとして君臨していた。サタンマリアも配下に治めていた。だが、六聖球強奪でサタンマリアがパワーアップしてからはその地位に陰りが見えはじめる。始祖ジュラ復活、ブラックゼウス登場、魔肖ネロ誕生。いずれもデビルの手に余る大物悪魔たちが軒を連ねていった。サタンマリアがさらにワンダーマリアにパワーアップしてからは、もはや犬猿の仲。かつて源層界を脅かした魔スターPに対しては、暗殺計画を発動するほどの怯えようだった。
天使の次界創造を阻み、数々の功績を残しはする。天魔界から次界口へ重魔棒(ヘビーデビルスティック)を飛ばし、ヘッドロココを消滅させたことが最大の武勲だ。その一方で、悪魔のトップ中のトップに返り咲くため様々な策を労してきたものの…。聖魔最終決戦では悪魔の内部抗争によって壮絶な最期を遂げることになる。ワンダーマリアの六聖球ソードに胸を貫かれ、デビルは討ち死した。
・装備
重魔棒(ヘビーデビルスティック)
・技
ブラック戒律