ビックリマン☆モバイル 用語説明 ビックリ村

特別箱に吸い込まれたマルコたちがたどり着いた場所。ダークマター黒宝石(ブラック・ジュエル)の力を使って創り出した世界。基本的に「時間」のない世界だが、朝昼晩と一応、時間の経過らしきものはある。過去・現在・未来の時間が歪み、ゴチャ混ぜになっている影響だ。時計は存在するが、針がなかったり歪んでいたりする。
ダークマターサイキュロス黒天魔界魔王子に覚醒するために用意した舞台で、本来は時間も記憶も凍りつく闇の世界のはずなのだが、実際にあったのは緑豊かでのどかな村だった。マルコたちはビックリ学園の生徒となり、記憶を失いながらも楽しい一時を過ごす。黒宝石が活性化したことでドス黒い粘液の海に沈んでしまうが…
黒宝石が飛び散ったことで再び明るくなり、歪められた記憶と時間が元に戻ったことでマルコたちが解放された。それまでも完全に外界と隔絶されていたわけではなかった。地中深くわずかに聖宝石の光が届いたり、次元を超えるワープスライダーPが飛来できたり、英雄の森時の城が連絡できる程度に繋がったり…
のどかで楽しいビックリ村を創ったダークマターは、実はそんなに悪い人ではないのではないか。プッチーはそう思った。絶対の孤独と静寂を好む闇の神にも、もしかしたら光の世界への憧れがあったのではないか。ダークマターの心の影の影、すなわち光の部分が無意識のうちに投影された世界。それがビックリ村といえるのかもしれない。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする




スポンサーリンク