ダイヤメーションのダイヤリーの町を治める城主。ベリー・オズの学生時代の同級生で旧友だが、オズのことを深く嫉んでいた。オズが次界本国で時の城のガード天使に選ばれたのに対し、自分は地方に左遷されたからだ。オズが家柄のよさだけでガード天使になったという思い込みも、嫉妬心を煽るのを助けていた。
お尋ね者になったオズたちを捕らえ、報償として次界本国への栄転を企てた。しかし、超ダイ石獣の封印が解かれたことでそれどころではなくなる。必殺技のダイヤネットリング(ワイヤー状の電磁ネット)で超ダイ石獣を捕らえようとしたが、あっさりと引きちぎられてしまう。
その時諦めかけたダイヤグレー公を叱咤したのはオズだった。あれほど憎んでいたオズの言葉が、ダイヤグレー公の心を奮い立たせた。そして、マルコが超ダイ石獣を鎮めた時には、ダイヤグレー公の心のわだかまりはすっかり消えていた。皮肉を交えながらもオズと握手を交わし、マルコたちを気持ちよく次の世界へと送り出したのだった。
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