ビックリマン☆モバイル 第8巻 源太

bikkurimanmobile8-04
ミステリー小説「六つ墓村」の登場人物。下呂神家の下働き。ゲンキが演じた。
初めのうちはゲンキとして行動し、ジェロヤマト王子と一緒になって六つ墓村の謎を解こうとした。だが物語が進むうち、ヤマト王子八平に、ジェロ持郎に変わる。八平持郎に殴られたショックで、ゲンキもとうとう源太の人格に入れ替わってしまった。源太は、ゲンキとは正反対の、遠慮深い暗めの少年。
子どもの頃から下呂神家で下働きを続けているが、いつまで経ってもドジで要領が悪い。幸江からは叱られてばかり。そんな源太が屋敷を追い出されずに済んでいるのは、兄貴分である正太のフォローと、美樹子のかばい立てがあるからだ。特に美樹子とは小さい頃からよく遊び、結婚の約束までした仲だった。
美樹子が「開かずの秘宝」を相続することになり、春彦八平持郎のいずれかの者と結婚しなければならなくなった時、源太は救いを求められた。だが源太は身分違いの恋だと、美樹子を避けてしまう。そんな源太を、正太が叱りつけた。男なら愛に命を賭けてみろ! 源太は心を奮い立たせ、持郎美樹子の祝言に乱入。美樹子を奪って逃げるのだった。
話はここで終わらない。幸江に殴られたショックで、源太にゲンキの記憶が甦る。ゲンキは「六つ墓村」のストーリーを強引に書き換えた。誰も殺されてないことにし、「開かずの秘宝」を殺されたはずの正太の母(しかも蛙)に変え、真犯人である正太の恨みの一切合財を晴らしてしまう。悲劇のミステリー小説が一転、めでたしめでたしのおとぎ話となった。

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