ビックリマン☆モバイル　第８巻　幸江

ミステリー小説「六つ墓村」の登場人物。フルネームは「下呂神 幸江」。ネロクィーンが演じた。
下呂神家先代当主「下呂神 下呂左ェ門」の妻。春彦・八平・純子・持郎の母。子どもたちの中でも、三男の持郎を特に可愛がる。だが、下呂神家を突如襲った連続殺人事件で、腹を痛めた子どもたちを次々と失うことになる。勘当したとはいえ、長女の純子の死を嘆き悲しんだ。母親として、人並みに涙を流すことはできたようだ。
連続殺人事件の原因は、幸江と春彦にあった。下呂神家先代の愛人に財産を奪われることを恐れた幸江と春彦は、その愛人を崖から突き落として殺害。その愛人こそ、真犯人である正太の母親だった。下呂神家の伝統と格式を重んじる、といえば聞こえはいいが、結局は下呂神家の莫大な財産にしがみついているだけの女だった。
なお、ゲンキが強引にストーリーを書き換えたことで、幸江は正太の母(蛙)を逃がした優しい人になった。ゲンキたちが「六つ墓村」の世界を脱出した後は、「ロミオとジュリエット」の世界に紛れ込み、ジュリエットを演じる。ロミオ役はウルフライ。