真・聖光ゲンキと聖昇女ジェロの融合進化体。クロノズーとディアナがなしえなかったことを、ゲンキとジェロが成し遂げた。ひかりセブンと星マークが一体化した首飾りが輝く。誕生したのは、未来を紡ぐ新たな英雄。世界を消滅させようとする超空間に対し、「この世界を終わらせはしない」と言い放った。
その力は、第三の超聖神と呼ぶに相応しいほど。触れただけで超空間の中心体にヒビを入れる驚異の神力。光背の聖ラー真盤上に浮かぶ六枚のウイングが放射状に展開すると、次元の壁をも超える超飛翔力が発生する。超空間の奥深くに逃げ込んだ中心体を、即座に追い詰めた。中心体は巨人化し、巨大な右拳で殴りつけてくるが、逆に中心体の右腕が砕け散る。
ベルトの陰陽マークが開くと、剣の鞘が解放される。誤った力が合わさって生まれた自分自身に苦しむ中心体を救うべく、必殺の七聖流弾層剣を繰り出した。光の五芒星が巨人化した超空間中心体の額に貼り付き、誤った力を浄化しようとした。中心体は必死に抵抗するが、ゲンキとジェロを応援する皆の声が七聖流弾層剣を後押しする。
ジェロニクス・ゲンキはその力を剣から額に集め、虹光波(レインボービームウェーブ:ブラックゼウスの必殺技)のような光線として放射。七聖流弾層剣の威力を一気に高め、中心体を消滅させた。戦い終えると、真・聖光ゲンキと聖昇女ジェロに分離。二人は抱き合いながら、もとのゲンキとジェロに戻る。二人の眼下には、マシロとマクロの銀河、そしてまとば、美しい星々が光り輝いていた。
・技
七聖流弾層剣