六人の老天使の一人。六聖球の一つ・聖球「霊」を持ち、牛若天子と同郷の聖霊源に暮らす。白く長いひげを手のように操る。このコチョコチョひげで悪魔の脇の下をくすぐれば、ニッコリと脱力させることができる。温泉ツアーに向かう途中、天使の墓場で悪魔・墓魔に苦戦するヤマト王子たちを助けた。しかし、その温泉ツアーはサタンマリアの仕組んだ罠であり、聖球を奪われてしまった。
聖球を奪われたショックですっかり涙もろくなった。寝ても醒めても牛若のことばかりを考える。超法師は牛若天子の「じい」であり、牛若を「若」と呼んでそれはそれは大事に可愛がっていた。ワンダーマリアの仕掛けた六魔穴の罠で牛若神帝が聖霊源に戻ってきた時は、丁重すぎるほど丁重に出迎え、一緒にやってきた一本釣神帝を牛若の家来だと勝手に思い込んだ。
泣き上戸にはなったものの、聖霊源の里はしっかりと守っていた。昔を懐かしみながら、可愛い若とともに町に繰り出す。相変わらず一本釣神帝のことは家来扱い。一本釣がもの魔ねにかどわかされた時は、若の手を煩わせまいと悪魔退治を買って出る。しかし、牛若によって気絶させられる。
目覚めた時、ようやく一本釣が牛若にとってかけがえのない仲間であることに気付き、牛若と一本釣二人の救援に駆けつけた。巨大化した墓魔をコチョコチョひげで転倒させ、逆転のきっかけを作った。陽気に宴会をと考えていたところに、突然牛若と一本釣の姿が消える。超法師は思わず叫んだ。若、カムバック。若ムバッーク!
・装備
聖球「霊」
・技
コチョコチョひげ