ビックリマン☆モバイル 第12巻 ザール

bikkurimanmobile12-12
「空雛(からびな)ザイル」という種族のお守り。カラビー少年の祖父。聖魔子ロッキングの住む「呪いの山」のふもとの村で、孫のカラビーとたった二人で暮らす。十年前、山に流星(石板のかけら)が降り注いだ夜、ロッキングから呪いの山山頂までのザイル(登山用ロープ)の番人を命じられた。
悪魔にやられ放題の天使を嫌う。フェニックスたちが村を訪ねた時も、天地球に悪魔がやって来たのは天聖界の天使が逃げてきたせいだ、ワシらお守りにはいい迷惑だと言って邪険にする。フェニックスが救世主だと聞いても最初は信じようとしなかった。だが、フェニックスの真剣な眼差しに何かを感じ、とりあえず呪いの山へと案内した。
それでもフェニックスたちを心配し、山は危険だと脅して登山を止めさせようとする。実は悪魔のD(デビル)・ハーケンから脅迫を受け、呪いの山を登り切るのに必要な聖なるカラビナ(登山用リング)のことを伏せられていたからだ。カラビーアスカに真実を告げたために、D・ハーケンの怒りを買う。その時は、カラビーだけは助けてくれるように懇願するだけだった。
しかし、アスカカラビーの勇敢な行動を見て、自分たちお守りにも勇気が必要だと思うようになる。火炎魔動ヘリレオンの前に立ち、寝込んだアスカアムルカラビーを身を挺して爆撃から守った。薄れ行く意識の中、呪いの山が元に戻ったことでフェニックスが真の救世主であることを知る。カラビーに勇気を持ち続けるよう言い残し、息を引き取った。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする




スポンサーリンク