ビックリマン☆モバイル 第12巻 ロッキング

bikkurimanmobile12-20
石板のかけらを守護する聖魔子の一人。フェニックスが最初に出会った聖魔子。十年前、流星のように落下した石板のかけらの一つが、緑深い山をクリスタルに覆われた山へと一変させた。ロッキングはその山の頂上に誕生する。頂上からふもとにザイル(登山用ロープ)を打ち込み、石板のかけらを託すのに相応しい聖なる者が登り来るのを待った。
呪いの山」と呼ばれるクリスタル山頂では、ロッキングが挑戦者の力量を試すために戦いを仕掛けてくる。フェニックスに対してもいきなり攻撃を仕掛けたが、フェニックスがドカッと腰を下ろして説明を求めるので、ロッキングは武器を下げて説明を始めた。聖魔子のこと、石板を手に入れるには聖魔子を倒すしか道はないこと。一通りの説明を終えると、改めて勝負を開始した。
資格なき者には死をもって償いを求める厳しい聖魔子。接近戦にはピッケル(つるはしに似た登山用具)を用い、離れた敵にはゴールデン・ジャイアント・ウインチ(黄金製のフックつきロープ)で対処する。また、呪いの山のクリスタルに映る虚像を利用して、分身することができる。クリスタルを砕いても、砕くほどに光の反射は複雑となり、無数の分身像を生み出してしまう。
一度はフェニックスを資格なき者と判断したが、諦めずに立ち上がってくる粘りに感心。仲間のために戦うというフェニックスに、火炎魔動に苦戦するティキの姿を見せる。フェニックスティキを助けに山を下りようとするが、ロッキングはそれを認めなかった。山を下りるときはフェニックスが死ぬか、それともロッキングが倒されるか。二つに一つ。
死の直前まで追い詰められたフェニックスは、輝かんばかりのサイバーアップを遂げる。その光がロッキングの分身像を掻き消し、必殺の消魔鳳凰斬ロッキング本体を一刀両断した。敗れたロッキングアンドロココの力を感じながら、その使命を終える。フェニックスを聖なる者と認め、石板のかけらを残した。
設定上は「ジャンダルム」というインナーキャラ(正体)が存在するが、石板のかけらに吸い込まれるように消滅してしまったため、正体は不明のまま。石板のかけらからはロッキングの声が響き、光の矢印でフェニックスたちに次のかけらの場所を指し示した。

・技
分身
ゴールデン・ジャイアント・ウインチ

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