聖神ナディア直属の新界王(カーネルダース)の一人。ハートタンクエリアの一つ、ルビコンを統治する国王。パソンという次代の娘がいる。人々の幸せを願って多くの決まりを作った。コンピュータの発達で町は整備され、国民の生活も豊かになる。善政の国王として、国民に親しまれてきたが…
半年前から突然、人が変わったように悪政を敷きはじめた。規則を厳しくし、細かいスケジュール管理で国民を押さえ付けるようになった。しかしそれは、大臣ハッカニアンに操られてのことだった。半年前、マザーコンピュータが次界滅亡を予期した。卯帝は次界にその事実を伝えようとするが、ハッカニアンに監禁拘束され、右手にはめたルビジュエルの指輪を奪われてしまった。
ルビジュエルはマザーコンピュータの制御キー。国王の証しを奪われた卯帝は、国王の間のモニタルームの奥にコードで繋がれ、ハッカニアンの操り人形と化していた。ハッカニアンの計画成就が近くなると37564(ミナゴロシ)データベースに移される。電撃で処刑されかけたところを、ファミーごんの開発した磁力まんじゅうとマルコの機転で助け出された。
愛娘パソンとの再会を涙の抱擁で喜び合う。そして、国王として己の全責任をかけて次界を救う術を割り出そうと決意し、マザーコンピュータの修理に取り掛かった。修理完了後、ニューロビンにパソンとの結婚を頼み入れ、若き二人にルビコンの未来を託した。
ハッカニアンに操られていたせいか、自分が新界王であるという記憶を失っていた。思い出そうとしても、頭が透けてコンピュータのような頭脳が浮かび上がり、苦しむだけだった。しかし、後に完全に記憶を取り戻したのか、新界王の一人としてガーネメントに赴いた。爆神力を発動し、大洪水を食い止めようとする。
カーネルダークの光亀帝とはライバル関係にある。
・装備
ルビジュエル
・技
爆神力