ビックリマン☆モバイル 第14巻 水墨法師

bikkurimanmobile14-09
天聖門の鍵となる十二天使の一人。天安京の山奥、水墨画のような世界に住む仙人天使。書道の達人。「大聖無色(ビッグせいむしょく)スティック」で魔色魔力を打ち消し、無色透明に払い清めることができる。魔色によって水墨画の中に真っ赤に塗り込められた聖フェニックスたちを救い出してもらおうと、ヤマト王子たちが訪ねてきた。
しかし、ヤマト王子たちが土下座して頼んでも応じない。助士すいさいが語る水墨法師の使命。生まれた時から何千年もこの崖の上から動いたことがないという、悲しい身の上。生まれた時から書道の達人として運命付けられた水墨法師は、遠くが霞むほどの長い長い聖なる半紙の上に、たった一筆でたった一つの文字を書かなければならないという難題を課せられていた。
それができなければ水墨法師は崖の上から一歩も動くことが出来ない。このままだと聖フェニックスたちは死んでしまうが…「しんじゃう?」その時、ヤマト王子がピンと閃いた。ヤマト王子助士すいさいの大筆を借り、達急動で半紙の上を一直線に駆け、終点間際でカーブしながら180°ターンした。ヤマト王子が書いた文字は、縦に長い長いひらがなの「し」。
水墨法師は目から鱗が落ちた。何千年も悩んでいた自分が恥ずかしい。悩みを解決してくれたヤマト王子の頼みに応じ、大聖無色(ビッグせいむしょく)スティックで魔色の魔絵の具を打ち消し、聖フェニックスたちを救出した。魔かいだんの身体の中で目覚めた旧友・昇皇王と再会の握手を交わし、若神子こそ天聖門を開くに相応しい勇者であることに同意する。
現れた魔色を事もなげに大聖無色スティックで掻き消すと、昇皇王がよい子ちゃんにした魔かいだんのエスカレーターに乗って天聖門まで向かった。水墨法師が絵に触れると、天聖門に描かれた水墨法師の絵に命が吹き込まれ、彫刻(レリーフ)となって浮かび上がる。最後の鍵が外れ、ついに天聖門が開く時が来た。

・装備
大聖無色(ビッグせいむしょく)スティック

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