ビックリマン☆モバイル 第14巻 如面菩薩

bikkurimanmobile14-14
天聖門の鍵となる十二天使の一人。小惑星の内部世界・タカマランドに住む菩薩天使。「鎮座仏砲」と「聖(セント)ピン串(スピット)」で魔暗を切り裂き、一筋の聖光を注入することができる。タカマランドはバリアの壁によって昼と夜の世界に二分され、如面菩薩は夜の世界に暮らしていた。昼の世界に暮らす明星クィーンとは、黄金の稲の耕作を巡って先祖代々いがみ合ってきた。
夜の世界には水があっても、日の光は差さない。そのため如面菩薩の田はジメジメとぬかるみ、稲は葉だけで肝心の穂(実)をつけない。天聖門にある如面菩薩の絵の背景にも、葉だけの稲が描かれていた。ヤマト王子がその絵に触れた瞬間、明星クィーンの絵に触れた騎神アリババとともにタカマランドに飛ばされた。
明星クィーンに対しては悪口を言うばかりになっていたが、自分の育てる稲への愛情は本物だった。ヤマト王子が水田に落ちてきた時は嫌な顔をしたが、話をしていてだんだん仲良くなっていった。話している最中におにぎりを頬張るという、ちょっと食いしん坊なところも見せた。闇の中でふくろう太助が現れた時は、ビックリして思わずヤマト王子に抱きついた。
怪鬼日食に田んぼを荒らされ、最初は明星クィーンの差し金と思って引っぱたいてしまった。だが、明星クィーンがバリアの壁を叩き割ろうとして夜叉鬼ングに捕まったことを知り、動揺する。全ては悪魔の仕業だったことを知り、明星クィーンとの仲直りを本気で考える。ヤマト王子騎神アリババとともに明星クィーンの救出に向かった。
夜叉鬼ング怪鬼日食が去ったことでバリアの壁が消える。昼と夜の世界が一つとなり、瞬く間に黄金の稲が実った。力を合わせることが幸せに繋がる、それが黄金の稲の本当の意味だと実感し、明星クィーンと手を取り合った。稲に触れた瞬間、ヤマト王子騎神アリババ天聖門に戻る。タカマランドで過ごした一両日は天聖門側では夢のような一瞬の出来事だったが、天聖門に描かれた如面菩薩の絵に命が吹き込まれ、彫刻(レリーフ)となって浮かび上がった。
若神子を導く次界アーチ天使の一人でもある。天聖門のレリーフを通じてヤマト王子と合身し、ヤマト王子ヤマト神帝にパワーアップさせた。ヤマト神帝の持つ盾、アーチ導片(ガイドパーツ)には如面菩薩の顔が刻まれている。だが、ヤマト神帝クロスエンジェルの顔のほうがよかったと溜息をついたことがある。
次界到達直前、スノーボール(スーパーデビル重魔棒が作り出した魔力の雪)を溶かすために導片から飛び出した。ヤマト神帝に向かって微笑む如面菩薩に、アローエンジェルはムッと怒った。如面菩薩は「ちょえーっ」と叫びながらスノーボールを切り裂き、光の道でヘッドロココたち先導した。だが、重魔棒の光線にやられてしまい、力尽きて導片に帰った。
直後にヤマト神帝ヤマト爆神にパワーアップするが、如面菩薩ヤマト爆神の盾(トリケラトプス)に変化したわけではない。その時点で導片を抜け出しており、次動ネブラ如面幻神としてパワーアップ出幻する。(如面幻神如面菩薩の分身。如面菩薩の実体は天聖界に残っている)

・装備
鎮座仏砲
聖(セント)ピン串(スピット)

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする




スポンサーリンク