魔人1/2(まじんハーフ)の一人。六魔極の一つ、魔迷極に生息する。対となる魔人1/2は魔色。騙し絵「終わりのない階段」そのもの身体を持つ階段悪魔。身体全体が巨大な階段迷宮となっている。天使たちを体内に迷い込ませると、階段を滑り台に変えて一気に自分の口元へ誘う。そして巨大なワニ口でボリボリと噛み砕いてしまうのだ。
天安京にある階段や梯子の墓場(昔天使たちが天聖門を乗り越えようとして失敗したもの)に陣取る。魔極完成阻止に現れたヤマト王子・天子男ジャック・牛若天子・騎神アリババ・照光子を頭上入り口から呑み込み、噛み砕こうとした。スリップ防士とともに脱出しようとするヤマト王子たちを、大量の階段や梯子を降らせて阻んだが、結局脱出されてしまった。ヤマト王子がさらに大量の階段や梯子を斬って落としたために、しばらくそれらを噛み砕くことで手一杯になる。
魔パズル輪(まパズリルング)と呼ばれる魔極アイテムの半分を持つ。スーパーデビルとサタンマリアの命令を受け、若神子の始末よりも魔極の完成を優先する。魔色と魔パズル輪を合体(合極)し、魔迷極を完成させた(その時は通常の悪魔サイズに縮んでいた)。天聖門が開くよりも早く、魔肖ネロが誕生することになった。
天聖門の鍵となる最後の天使、昇皇王を身体の中に閉じ込めていた。そのことをシャーマンカーンが調べ上げ、助伝がヤマト王子たちに報せる。向かい来るヤマト王子・牛若天子・騎神アリババ・照光子を、魔迷極の力によってエリア全体を自分自身の身体に変えて待ち受ける魔かいだん。W魔鬼の力で、階段をハサミのように操ってヤマト王子と叩き潰そうとした。
だが、昇皇王が魔かいだんの身体の中に閉じ込められていたのは、若神子の勇気を試すためにわざとしていたことだった。昇皇王が大避魔剣を掲げると、魔かいだんの魔力エネルギーは全て吸収される。魔かいだんはよい子ちゃんになり、天使の味方がしたくなった。階段を天聖門までのエスカレーターに変え、ヤマト王子たちを自ら外に送り出した。
・装備
魔パズル輪(半分)