溝掘りお守り。自分のことは「オラ」と呼び、「んだ」など訛りの強いしゃべり方をする。汗水たらして天安京の砂漠に溝を掘り、「呼水溝作戦」(よびみずみぞさくせん)で悪魔を落とし込もうとしていた。しかし、逃水鬼はその作戦に引っかからず、逆に魔水鬼水(狂暴化する水)をまきちらされて狂暴化してしまう。鍬(くわ)を振り上げてヤマト王子に襲いかかったが、オアシス天如の聖なる雫(しずく)で正気に戻った。
オアシス天如の相手に相応しい若神子を見定める役目を持つ。オアシス天如の居場所を聞きにきたヤマト王子に対しては、「知らね」とシラを切ろうとしたが、ウソはつけない性格のようで知らず知らずのうちに本当のことを洩らした。実際にヤマト王子がオアシス天如にフラれると、みぞ掘一兵はヤマト王子に向かって「ダサい」「失格」とズバリ言い切った。オアシス天如が一本釣帝という素敵な若神子と巡り会えて「これでよかっただ～、これでよかっただ～」。
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