ビックリマン☆モバイル 第15巻 亀卜師とん甲

bikkurimanmobile15-04
石板のかけらを守護する聖魔子の一人。フェニックスたちが四番目に出会った聖魔子で、占いの大天才。黒マントに身を包んだ、亀のような姿をした老人。中国風の町、石板のかけら探しが難航すると思ったフェニックスの頭にテレパシーで語りかけ、自分の居場所へと導く。奥まった路地で辻占いをしていたが、フェニックスたちの持つ石板のかけらが反応しなかったため、初めは聖魔子ではないと思われた。
だがそれは、とん甲の背中の甲羅の結界の中に、とん甲の持つ石板のかけらが隠されていたからだった。とん甲フェニックスたちが去る前にフェニックスのことを占い、水難火難女難おまけに大当たりの相が出ていると告げた。占いは見事に的中し、フェニックスはとんでもない災難にあう。フェニックスとん甲に一言文句を言ってやろうと思ったが…
その頃、とん甲魔ク魔人トン魔戒に捕まっていた。というより、そのことを占いで予期していたため、手間を省いて自分の足で悪魔たちのもとに赴いた。とん甲魔ク魔人トン魔戒、果ては魔スターPまで占いの虜にし、手駒に変える。占いでフェニックスティキの動きを読み、通信機で魔ク魔人トン魔戒に伝えることで悪魔に勝利をもたらした。
チャオにかくまわれたフェニックスたちの居場所も楽々察知する。悪魔たちには肩をもませたり、料理を振る舞わせたり、急いては事を仕損じると、慌てず騒がず、ジワジワとフェニックスたちを追い詰めていく。フェニックスティキは、とん甲の指示に悪魔が反応するまでのわずかな隙を突いて攻撃を仕掛けるのだが、ダメージのために身体が思うように動かない。
占いをするためには水晶玉が必要。とん甲アスカが水晶玉を奪おうとするのも読んでいたが、アスカに堂々と奪い取られた。だが、それは偽物といってどうにか奪い返す。その点だけは危なかったが、結局は運命を変えられはしないと、とん甲は高を括る。フェニックスティキの敗北が決したと思われた時…
アムルの祈りが石板のかけらを輝かせた。運命はみんなで切り開くもの。チャオや町の人たちみんなの願いと希望を受け、フェニックスティキ石板のかけらを手に奇跡の大逆転を果たした。占いを破られたとん甲は、甲羅の中にうずくまる。時限爆弾のように爆発すると、インナーキャラ(正体)のフュー・チャンドラを現し、煙の中に姿を消した。

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