ビックリマン☆モバイル 第15巻 アムル

bikkurimanmobile15-09
シヴァマリア超聖理力を受け継ぐハーフデビル(天使と悪魔の混血児)の少女。小さい頃に悪魔軍によって大ケガを負った父親と死別し、お祈り神父お助けさんの教会に引き取られた。母親の消息は不明。出生に関する記憶と悪魔の力を封じられており、天使の少女として育ってきた。普段は歩くことが多いが、背中に羽を出して飛ぶこともできる。
薬草の知識が豊富。また、ヒーリング(治癒)能力が小さい頃から自然に使えた。手に理力を集中すると淡い光が発生し、ケガや病気の治癒を促進することができる。薬草とヒーリングの相乗効果で回復が早まる。お祈り神父お助けさんの教会では、その知識と能力を役立て、悪魔軍の攻撃で傷ついた天使やお守りの看病を手伝った。明るく優しい性格で、皆から親しまれている。
悪魔軍の攻撃から教会を守るためおとりとなり、魔スターPにやられそうになる。その時、アンドロココへの祈りに応えて現れたのがフェニックスだった。教会のためにテラサピエンスに残ろうとしたが、何故かフェニックスたちのことが気になって仕方がない。お祈り神父お助けさん、教会の子どもたちに見送られ、フェニックスたちとともに石板のかけら探しの旅に出ることになった。
ただ優しいだけではなく、芯の強さを持っている。マハラジャボアボアとのギャンブル勝負では、フェニックスたち仲間のことを信じ、進んで人質になった。ロシアンルーレット勝負では実は弾が入っていなかったというイカサマで、ボアボアをやり込めるという度胸も見せた。記憶を失ったティキフェニックスの殺し合いを身体を張って止めようとしたこともある。
そんな仲間想いのアムルの祈りは、たびたび石板のかけらの力を引き出し、フェニックスたちの窮地を救った。アムルの言葉はフェニックスたちの大きな励ましとなった。アスカサイバーアップのきっかけとなったのもアムルの言葉だ。だが、何より力を求めていたのは、他ならぬアムル自身だった。救えなかった小鳥。これ以上小さな命が失われないよう、力が欲しいと願い…
石板のかけらが揃ったことで活発になったアノド超魔力の影響を受け、アムルは闇に堕ちた。悪魔の血が活性化し、サイバーアップした月光聖アマゾ・アムルは悪魔の戦士として目覚めた。フェニックスたちを裏切り、デビルゼウスの下にくだってしまったのだ。悪魔のアムルは目付きが鋭くなり、耳が尖っている。だが天使としての特性も備えているため、超聖理力で守られた神樹界にたやすく侵入したり、天使たちの居場所を理力を感知したりすることもできた。
厄介な敵となってしまったアムルだが、フェニックスマーニャの自己犠牲の精神に心打たれ、ついに天使の心を取り戻す。シヴァマリア超聖理力が完全覚醒し、聖なる戦士として新生サイバーアップを遂げたのだ。マーニャという大きな犠牲を払ってしまったが…。アノドの世界に突入し再び悪魔の血が活性化した時は、味方になったスーパーデビルが攻撃して止めてくれた。

戦いの結末は、ザイクロイド・アノド(超聖神)を封印したことによる、世界崩壊。超聖神メカタートルに残した“光”。フェニックスティキアスカアムルの四人は、希望を込めて新世界を創造するその“光”を放った。(後に展開されたビックリマン2000の世界では、アムルは風の超聖神「ベリアーアムル」を名乗る)

・技
ヒーリング
サイバーアップ

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