ビックリマン☆モバイル 第15巻 辰統一世

bikkurimanmobile15-28
聖神ナディア直属の新界王(カーネルダース)の一人。ハートタンクエリアの一つ、ペリドミリィを統治する。ペリンポスの山の頂上に黄金の大神殿を構え、英雄が来るのを待ちわびていた。険しいペリンポスの山を踏破し、辰統一世を倒した者にはペリジュエルの剣が与えられ、英雄と認められるという話だった。だがそれは、辰統一世が流した嘘の風聞であり、辰統一世の本当の目的は英雄のエネルギーを奪うことにあった。
雷電」の力を備えたペリジュエルの剣を持ち、雷撃を自在に操る。英雄のエネルギーを電気のように吸い取るのもペリジュエルの剣だ。エネルギーを吸われた者は石像と化してしまう。英雄から奪ったエネルギーは、辰統一世が腰の育児嚢で育てている聖魔二人の赤ん坊、聖(セント)ミーヤデストンに与えられる。ベイ・ギャルズのりのんなど、数多くの英雄が石に変えられてきた。だが、聖ミーヤデストンは英雄のエネルギーをもらってもちっとも喜ばず、ぐずるばかり。
聖ミーヤデストンに必要なものは、英雄のエネルギーなどではなく、辰統一世の心からの笑顔だった。辰統一世フェスティバーの太鼓、のりのんのリズム、カーニボンのステップに合わせて楽しそうに踊った時、聖ミーヤデストンも心からの笑顔を見せる。二人の赤ん坊が笑うことで、今までペリジュエルの剣に集められた英雄のエネルギーが解放された。光の雨が降り注ぎ、石像となった者たちが元に戻る。の過ちに気付いた辰統一世ペリジュエルマルコに託し、雷電の技を授けた。
辰統一世新界王の中でも特に優れた力と知恵を持つ。聖神ナディアはそれを見込んで辰統一世聖ミーヤを預け、異聖メディアもまたデストンを預けた。天使の心と悪魔の心二つ我にあり。小天使・聖ミーヤ辰統一世の聖心の象徴であり、小悪魔・デストンは魔心の象徴だ。ナディアの期待に応え、このまま新界王の一人として聖ミーヤを育て上げるか、それともメディアからの誘いを受け、デストンを育て上げ曼聖羅の参謀の座に就くか。辰統一世の心は揺れる。
ガーネメントに迫る大洪水を防ぐため、十二新界王全員が力を合わせ巨大な光の壁を作り上げる「爆神力」(ばくじんりき)を発動した時のことだ。辰統一世曼聖羅の参謀の座に就いた自分を思い描き、一瞬心乱れる。そのために爆神力は失敗に終わってしまった。辰統一世デストンが何かしたのだと思い、デストンをぶとうとしたがマルコに止められる。デストンマルコの前では無邪気なただの赤ん坊だった。
結局、聖ミーヤデストンを良くするも悪くするも、辰統一世自身の心がけ次第だということに思い至る。曼聖羅側になびこうとしたことを後悔し、反省し、新界王の一人として再スタートを切った。ペルセ酉主とともに大洪水迫るガーネメントに残り、マルコガーネジュエルを手に入れて無事出立するのを見届けることにする。
カーネルダークの麒麟ザー公とはライバル関係にある。

・装備
ペリジュエルの剣

・技
爆神力

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