ビックリマン☆モバイル 第17巻 哲仁トンガラテス

bikkurimanmobile17-04
石板のかけらを守護する聖魔子の一人。フェニックスたちが五番目に出会った聖魔子だが、最後まで正体を隠しつづけた。杖の球体の中に石板のかけらを隠し持っている。最初はわざと石板のかけらを反応させ、フェニックスたちをアッテナパスルタの街に誘う。フェニックスたちが街に入った時点で結界を張り、石板のかけらの反応を隠した。
フェニックスたちが街ぐるみの大ゲンカに巻き込まれた時、フラリとその姿を現した。「ホウホウ」「フォフォフォ」と、まるでフクロウのみたいに、相手を小ばかにしたように笑う変な爺さん。聖魔子について知っているようで知っていないなどと、煙に巻くような話し方でフェニックスたちを困惑させる。しかし、聖魔子の中でただ一人、フェニックスたちの心からの味方になってくれた人物だ。
武器は知恵。パステナオリンピックの長距離走では、1・2の三助に敗れそうなアスカの目の前に冷たいジュース(オアシス天如印)を吊るして奮起させ、勝利に導いた。フェニックスがライオンと戦わなければならなくなった時は、動物は敵ではない、友達だとさりげなく伝える。するとフェニックスはライオンをおとなしくお座りさせることに成功した(大声で怯えさせた)。
サラジンにさらわれたアムルを取り返すため、フェニックスたちとともに飛行艇でゴーゴン島へ向かう。飛行艇にあまりの遅さにイライラするフェニックスたちに一言。「慌てるカニは穴には入れぬ」。落ち着いて行動せよと、のん気に戒める。飛行艇の中でうっかり居眠りして石板のかけらの結界が弱まるが、フェニックスアスカも居眠りをしていたため気付かなかった(ティキは運転中)。
島ではスネーク魔Q陰に苦戦するフェニックスティキに助言を与える。慌てるカニになるな、落ち着いて戦え。ない知恵も二つ合わせれば大抵何とかなる。フェニックスはその言葉とゴーグル(トンガラテスがかけているもの)に光が反射したのをヒントに、ティキと力を合わせてスネーク魔Q陰の石化ビームを反射させ、勝利をもぎ取った。
蛇岩城を正面突破しようとするフェニックスたちに別の方法を勧める。ここでも頭を使え。ティキの考えた女装潜入作戦は、いったん成功しかけたものの、悪魔兵士に唇を奪われそうになったティキ自身がぶち壊した。そこで仕方なく、トンガラテストマロの木馬作戦を提案し、見事フェニックスたちを蛇岩城に潜入成功させた。
アムルや他の美女たちを救い出したフェニックスへのご褒美に、聖魔子のヒントを与える。驚かすことが好きで、でも騒ぐのは嫌いですぐ黙らせる。一体誰(何)のこと?答えは「ワ!(驚かす)」「シ!(黙らせる)」で「ワシ」。つまり哲仁トンガラテス自身のことだった。フェニックスがこの謎かけを解いたことで、インナーキャラ(正体)であるダイソップ・ペロを現し、石板のかけらを残して飛び去った。フェニックスたちに考えることの大切さを教えてくれた聖魔子だ。

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