スーパーデビルがスーパーゼウスの身体と理力を体内に取り込み、さらなるバイオ変化を遂げた姿。天使・悪魔双方の頂点に立つ存在であることを誇示するかのように、デビルゼウスの名を名乗る。巨魔界神ザイクロイド・アノドを復活させて世界を闇に染め、闇の新世界の神として君臨することが最終目的だ。
当初は天魔界のデビルタワーから指揮を執っていたが、フェニックスたちが五つ目の石板のかけらを求めてパスルタ・アッテナの街に到着した頃、魔凰クレインバスターに乗って天地球に入った。帝都テラサピエンスにアノド復活のための儀式ドームを建造し、そこを中心に天地球全土をアノド復活の鍵にしようと企む。
果たしてアノド復活の鍵を握る二枚のモーゼットの石板を手中に収めることに成功し、魔導モーゼットの指示に従って二枚の石板を重ね、自らの超魔力(デビルフォース)を注ぐ。アムルの力を闇へと導き、フェニックスたちを全滅寸前に追い込み、アノド完全復活目前というところまでこぎつけた。しかし、フェニックス・ティキ・アスカの身体から現れたアンドロココ・ハムラビシーゲル・スサノオロ士の超聖理力(セントフォース)にアノドの復活を押し留められてしまう。
デビルゼウスはアノドの力をバイオ悪魔全てのためではなく、あくまで己自身の野望達成のために利用しようとしていた。そのためならば、長年仕えた部下でさえも冷酷に切り捨てる。失態続きのサラジンを見限ったのだ。だが今度は逆に、リトルミノスから裏切りを受ける立場になる。
石板を奪ったリトルミノスを追い、天魔界に帰還。ついにデビルゼウス自らが戦場に降り立った。フェニックス・ティキ・アスカ・アムルの四人同時攻撃を片手で防ぎきるという強さを見せる。しかし、アムルの発揮したシヴァマリアの超聖理力と、再度の四人同時攻撃で追い詰められる。
デビルゼウスは取り込んだスーパーゼウスを人質にフェニックスたちを脅すが、その時突如、スーパーゼウスの心が目覚めた。スーパーゼウスはフェニックスに自分ごとデビルゼウスを斬るように言う。フェニックス聖凰斬を受け、左肩口に深い傷を負ったデビルゼウスは、直後にスーパーゼウスとスーパーデビルに分離したのだった。
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