ビックリマン☆モバイル 第17巻 ゴーストアリババ

bikkurimanmobile17-28
アリババ神帝魔洗礼を受け悪魔ヘッドへと変わり果てた姿。魔穴に落ちたアリババ神帝は、次界暗裏ロードを移動中だったサタンマリアによって拾い上げられた。サタンマリア小般若リングの口から魔洗礼の光を施し、アリババ神帝を悪魔化した。そうして誕生したのが巨魔霊ゴーストアリババだ。
耳まで裂けた口。尖った耳。落武者のような鎧姿。武器は夢鏡剣が魔性化した黒夢剣(こくむけん)。切れ味が鈍く刃こぼれしやすいが、すぐに刀身が再生する妖刀だ。凄まじい力で振り回し、強引に敵を弾き飛ばす。凛々しかったアリババ神帝の面影はほとんど失われているが、わずかに天使としての心が聖影(せいえい)として残った。そのため、額に浮かぶ悪魔ヘッドの証・無限魔念星(ヘクサゴン)が未完のままとなっている。
黒い影のような球体となって移動する。次界道の剣山地帯に出現し、ヘッドロココ神帝隊を襲った。ヤマト神帝日出剣の切れ味の前に黒夢剣は刃こぼれするが、刀身はすぐに元通りになる。黒夢剣を振り回してパワーで強引にヤマト牛若フッドの三神帝をまとめて弾き飛ばした。そのパワーに対抗するため、ヘッドロココ神帝隊に円陣を組むように指示。そこでゴーストアリババは一人離れた場所にいたアローエンジェルを狙うが、エンジェル新必殺技・十字架ピッカピカパワーで吹き飛ばされる。
ヤマト神帝がとどめを刺すために追跡する。日出剣太陽燦々パワー黒夢剣で防ぐが、その時未完ヘクサゴンが揺らぎ、アリババ神帝聖影が出現した。聖影ゴーストアリババ本体を羽交い絞めにして、影の球体になり消えた。影はワンダーマリアのもとに帰還する。しかし、六聖球ソード魔力によって聖影は打ち消されてしまう。
ゴーストアリババは完全にマリアの下僕となり、ひざまずいて次の命令を乞うた。マリア聖影の名残を利用し、ヤマト神帝を誘い出す。そこで初めてヤマト神帝ゴーストアリババ=アリババ神帝であることを知った。本気で戦えなくなったヤマト神帝マリア重合渦に捕まり、アリババと同じく魔洗礼を施される。
ゴーストヤマト誕生かという時、ヘッドロココたちが救援に駆けつけた。しかし、太陽燦々パワーの光でロココたちもゴーストアリババの正体を知るところとなり、神帝隊はゴーストアリババをただの悪魔だと必死に言い聞かせて剣を構えるが、かつての仲間を倒せるわけがなかった。ヤマト神帝ロココを守るために心を鬼にするが、やはりとどめを刺すには至らない。ロココ仲間を倒すより倒されるほうを選んだ。
ゴーストアリババヤマト神帝が落とした日出剣を拾い上げ、ヤマト神帝に向かって振り下ろそうとした。その時だった。突如飛来した謎の超ヘッド創聖巡師聖梵ミロクの放った聖弾流により、ゴーストアリババ魔洗礼を浄化され、元のアリババ神帝に戻ったのだ。空中を漂うアリババ神帝ヘブンシティに収容され、海母精の手厚い看護を受けることになった。
復活することができたアリババ神帝だが、ゴーストアリババとして仲間を傷つけたという記憶は深い心の傷として残った。ワンダーマリアアリババ神帝の再ゴースト化を狙い、ヘブンシティに攻撃を仕掛ける。アリババ魔戦衣乱理メダル理力を奪われ、危うくゴースト化するところだった。六魔穴の罠、聖夢源でもワンダーマリアアリババのゴースト化を狙った。だが、どちらも失敗に終わる。ゴーストアリババは二度と誕生することはなかった。

・装備
黒夢剣
聖影

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