ビックリマン☆モバイル 第17巻 ノアフォーム

bikkurimanmobile17-32
魔胎伝ノアの本来の姿。魔紀元前(天聖界天魔界が分裂する以前)から存在し、魔狂期が訪れるごとに周期的に魔胎伝ノアに変身する。魔狂期は一種の産卵期で、魔胎伝ノアに変身するたびに悪球と呼ばれる悪魔の卵を産み落としてきた。サタンマリアの誕生した悪和合球もその一つ。ノアマリアの母親にあたる。
ノアフォームは魔性を持つ悪魔だが、源層界存心という聖なる心も併せ持っており、優しい母の心を強く宿している。ミニマリア(幼少期のサタンマリア)のことを目に入れても痛くないほど可愛がっていた。だがそれ以上に、マリアの成長を期待する親心でも溢れていた。ミニマリアはノアフォームのもとを離れたくないと泣いて嫌がったが、ノアフォームマリアに修行を積んで立派な悪魔ヘッドになるように、マリアにはその素質があるのだと言って、厳しくも優しく、天魔界に送り出した。
それから時を経て、サタンマリア(六聖球強奪)と再会することになった時は新たな魔狂期魔胎伝ノアの姿だった。狂暴性の高まる魔狂期でもノアの母心は変わらず、のために力を尽くす。マリアは余計なお世話だと強がるが、やはりの愛には感謝していたようだ。ヘッドロココとの戦いの最中、ノアが過ってマリアに向かい悪球を投げつけてしまった時、ノアは高速移動で悪球をその身に受ける。すると魔胎伝ノアは、落下しながらノアフォームの姿に戻った。
ノアフォームマリアに連れられて悪球エリアに戻り、ベッドに横たわった。ノアフォームマリア悪球を渡す。そして、涙を流しながら「一番大切な娘」とつぶやいた。マリアも涙を流し、その涙がマリアの持つ悪球にこぼれ落ちた時、サタンマリアは新たなる力を得、ワンダーマリアにパワーアップした。ノアフォームワンダーマリアに、天魔界で最高の力を持つように、必ずロココ神帝たちを倒すように願いを託し、立派に成長した娘を見送った。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする




スポンサーリンク