ビックリマン☆モバイル 第18巻 一角キング

bikkurimanmobile18-01
ベリー・オズのルーツ(先祖)にあたる美形天使。ビックリマン第49話「孤独の美形天使」では、完璧な自分に見合う完璧な花嫁を探して旅をしていた。新ビックリマンではその後の様子が描かれている。聖魔和合後はオパザード午ノフ王の下につき、オパジュエルの守護者を務めることになった。
何かと髪をかき上げる癖の抜けない相変わらずのナルシシストで、アローエンジェルを超える理想の花嫁にはまだ出会えていないようだ(甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる家来のお守り・狐火鈴が奥さん代わりといったところ)。だが、その取り澄ました風貌とは裏腹に、自分がこれと決めた使命や任務には命を懸けることのできる熱い感情を持っている(どちらの点もオズそっくりだ)。
過去を司る聖宝石オパジュエルを守るために、巻貝を模した堅牢な城(一角城)を建てた。城内部には複雑な立体迷路を敷いた。城の周囲には頑丈な木壁を張り巡らした。城の上空全体を見えないバリアで取り囲み、城門には水かける蔵!王の軍団を配置した。持ち前の完璧主義を発揮し、万全の防備体制を敷いたわけだ。
しかし、この平和の中、オパジュエルを狙ってくる輩などそうそう出てはこない。暇を持て余し、サンダル履きと浴衣のような軽装で巻藁の試し斬りを繰り返すばかりの退屈な毎日。そんな時だった。オパジュエルを追い求めてやって来たマルコたちと出会ったのは。一角キングは特にオズに目を留めた。一目で相当の使い手だと分かったようだ。嬉しそうに出陣の準備を整える。
狐火鈴オズとそっくりだといわれるが、自分のような美しい天使が世界に二人といるはずがないと否定した。実際、髪型が違うだけで、目も鼻も口も全てが似ているというのに。とにかく一角キングは長ズボンとブーツを身に着け、一角聖獣メットを合着し、聖恵の盾と魔牙もぎり剣(ソード)を引っさげてオズの前に姿を現した。
オズVS一角キング。まさか先祖と子孫の対決とは夢にも思わず、一角キングオズが先祖伝来だという剣の構えを見て大嘘つきだと罵る。オズとの戦闘中に城門を潜り抜けようとするコッキーを、一角キングはバラの花で柱に釘付けにし、抜け目のなさを見せた。しかし、上空の聖ピカギリの気配に少し目をそらした瞬間、オズにメットを割られてしまう。
現れたオズそっくりの顔。マルコたちは一様に驚くが、一角キングは侵入した聖ピカギリを追って城に戻った。一角キング聖ピカギリ般若波でダメージを受けると、何故かオズも苦しみだす。この時代の午ノフ王が現れたことで、オズ一角キングが自分の先祖であると気付いた。先祖の命に危険が及べば、子孫であるオズの存在が危ぶまれる。マルコたちは一角キングを助けようとしたが、堅固な城門が裏目に出てどうにもすることができない。
手をこまねいているうちに、一角キングが死の淵に追い込まれたことでオズが消滅してしまう。だが、マルコオズを失った怒りと悲しみで雷電を完全習得し、城門を突き破ることができた。一角キングオパジュエルを守ろうとして再び聖ピカギリにやられそうになるが、マルコに救われる。聖ピカギリが去ったことで死の危険がなくなり、消滅したオズも帰ってきた。一角キング午ノフ王とともに、マルコたちに聖宝石の伝説を語る。それは、マルコたちが初めて聞く具体的な聖宝石の情報だった。
一角家伝来の装備である魔牙もぎり剣(ソード)・聖恵の盾・一角聖獣メットは、子孫のベリー家にも受け継がれた。聖コアポイントを巡る最終決戦時、オズは記憶を失ったサン・マルコに代わって時の綱の部屋(選ばれた者にしか入れない特別な結界が施された部屋)に入るべく、魔牙もぎり剣・聖恵の盾・一角聖獣メットを召喚装着してパワーアップを試みる。ベリーオズ・G(ジャイケット)の誕生となったが、無念にも力及ばず武装は砕け散った。

・装備
魔牙もぎり剣(ソード)
聖恵の盾
一角聖獣メット

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