ビックリマン☆モバイル 第18巻 シヴァマリア

bikkurimanmobile18-15
マリアの最終パワーアップ形態。ワンダーマリア聖幻ピーター聖遊男ジャック聖霊牛若の三神帝の遺志と理力でパワーアップした姿。ロココマリアが手を取り合い、天使と悪魔が平和に暮らせる次界を創造することこそ、亡き神帝たちの最後の願いだった。シヴァマリアはその願いを胸に、ラファエロココの待つ久遠域へと飛翔する。
シヴァマリアは天使ヘッド。ワンダーマリア(悪魔)時の凄みは消え、すっかりと雅でお淑やかな姿に生まれ変わった。しゃべり方も穏やかな丁寧口調の、平安貴族のお姫様といったたたずまいだ。でもやっぱりマルコからは「おばちゃん」と呼ばれる。マルコサファイアンシップで一度見たシヴァマリアの姿を思い出し、「おばちゃん」と叫びながら必死に追いかけた。
シヴァマリアの武器は希光扇。唯一生き残った神帝(八人目の神帝)・烈神照光と関わり深い聖球「光」をはめ込んだ聖なる扇だ。シヴァマリアは希光扇で、魔スタリオスフュジョンキッドスの攻撃からラファエロココを守った。ラファエロココシヴァマリアワンダーマリアのパワーアップであることは知らなかったが、すぐにマリアであると気付いた。
シヴァマリアが「マルコのおかげで天使の心を持てた」と言うと、魔スタリオスフュジョンキッドスは「天使ならますます生かしておけない」といきり立つ。シヴァマリア魔スタリオスに「何故そこまで天使を嫌うのか」と尋ねた。すると魔スタリオスは「憎しみ戦い合うのが天使と悪魔の宿命だ」と言い張った。
確かに、かつてはワンダーマリアも「戦ってこその天使と悪魔」という考えを抱いていた。だが、悪魔の心を経て天使の心を得たシヴァマリアには、新たな見方が生まれていた。「天使と悪魔が戦わなければならないという宿命はない。元は表層界の天使・悪魔・お守りは仲良く平和に暮らしていた。この戦いは仕組まれたものだ」と。
天聖界天魔界の分裂、双方に与えられる力。シヴァマリアには聖魔大戦を仕掛けた張本人に見当がついていた。源層界から天使と悪魔を見守る神・聖神ナディア。まさしくそれは正しかった。聖神ナディアが降臨し、聖魔大戦の真実の意味を語る。表層界を脅かす真の敵の存在。そのために天使と悪魔は強くなる必要があったこと。
全ての真実を知ったシヴァマリアは、ラファエロココと手を取り、聖なる輝きに包まれる。その輝きは悪魔の凶暴性を洗い流し、聖魔和合を達成する契機となった。そして、聖神ナディアのミラクル聖神パシーが降り注ぐ中、ラファエロココシヴァマリアFuzzyM.R(ファジーマリアロココ)へと融合昇華を遂げたのだった。

・装備
希光扇

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