ビックリマン☆モバイル 第18巻 ヤマト王子(新ビックリマン)

bikkurimanmobile18-25
ヤマトウォーリアのルーツ(先祖)にあたる若神子ヤマト神帝ヤマト爆神とパワーアップを遂げ、仲間の若神子(神帝)とともに聖フェニックス(ロココ)次界創造を助けた。オズによれば、「若くして次界に旅立ち、数々の苦労の末に次界を築いた伝説的なヒーロー」。ヤマトウォーリアによると、栄光ある「ヤマト一族」の祖らしい。
オパジュエルを追ってヤマト王子のいる過去に向かうマルコたち。オズは一目でも会いたいと心待ちにし、珍しくマルコも会えるのを楽しみにしていたが、ヤマトを「トマト」と勘違いして嬉しがっていただけだった。マルコたちが向かった過去は、ヤマト王子次界創造の旅に出る直前、伸天紀聖動源(ヤマト王子の故郷)。つまり、ビックリマン第1話の前にあたる時期だ。
聖動源に到着したマルコたちの次元潜水艦は、突然現れた悪魔・八魔オロチの八蛇身(タコのような手足。蛇の頭部がついている)に絡め取られてしまう。その時颯爽とヤマト王子が現れ、達急動による高速移動から一気酔剣酔わせの舞に繋ぎ、八魔オロチを酔っ払わせた。まだまだ子どもだが、いずれ天使の中の若神子として名を挙げるだけはあり、クィーンサヌアも思わず見惚れるような切れ味のある戦い方を見せる(達急動の勢いが止まらず八魔オロチに激突したが)。
これまたいずれクロスエンジェルが言うことになる「スーパーゼウスに似てきた」という女の子好きの面もすでに見受けられる。ヤマト王子クィーンサヌアの色目に目をハートマークにし、八蛇身の口からオパジュエルを奪い取ろうと懸命になる。だが、八蛇身の巧みなパス回しに翻弄され、疲れを見せはじめたその時…
額の黒ネコ(達急動を発動すると「ニャーン」と鳴く)がオパジュエルを飲み込んでしまった。過去の者がオパジュエルに触れると弱体化するという悪影響が出る。ヤマト王子はやる気を失くし、次界創造の旅に出る意欲までも失ってしまった。聖動源の土地の力も衰え、逆にパワーアップする八魔オロチ。このままでは「ビックリマン」の歴史が始まらなくなってしまう。マルコたちは何とかして額の黒ネコからオパジュエルを吐き出させようとするが…
額の黒ネコはぐっすりと眠ってしまい、目を覚まさない限り口を開かない。ヤマト王子本人にネコの目を覚まさせようとする意志も覇気もないのがさらに問題だ。女の子好きな面を突いたクィーンサヌアベイ・ギャルズの色仕掛けも通じず(ベイ・ギャルズは化粧が濃すぎて「仮装行列」呼ばわりされた)、ベイ・ギャルズは最終手段としてヤマト王子を拉致した。聖フックで拘束され、未来の仲間の子孫に痛めつけられるヤマト王子
今度は八魔オロチに捕まる。だが、八魔オロチマタタビまんじゅうを美味しそうに食べているのを見てヤマト王子は思い出した。マタタビまんじゅうを食べさせれば黒ネコは目覚める。そう気付いたヤマト王子はちょっとだけやる気を取り戻した。だが、マタタビまんじゅうは堅い実で覆われており、八魔オロチの額のおろし金ですりおろさなければならない。やはりまだ思うように身体に力が入らないヤマト王子は自分を情けなく思いながらも、マルコたちの協力を得て、ついに完全復活の時を迎える!
クィーンサヌアがどうにかすりおろしたマタタビまんじゅう一個を、マルコが(食べようとしたが思いとどまって)黒ネコに与えると、黒ネコは眠ったまままんじゅうを飲み込む。すると黒ネコは一気に覚醒した。ヤマト王子にやる気と力が戻る。達急動を発動して黒ネコが鳴くと、オパジュエルを吐き出した。ヤマト王子は八魔オロチ達急動で接近しつつ一気酔剣酔わせの舞。防御する八蛇身を酔わせ、八魔オロチ本体への隙を作った。とどめはマルコ和成光拳だ。
聖動源は元に戻り、ヤマト王子にも次界創造の旅に出る意欲が戻ってきた。ヤマト王子クィーンサヌアを誘うが、クィーンサヌアはさっきまでのヤマト王子への熱意はどこへやら。クィーンサヌアは(偶然にも)自分を助けてくれたコカバンを好きになっており、子どものヤマト王子には興味がないと誘いを断ってしまう。ヤマト王子撃沈。でも気を落とすな。もうじき十字架天使との出会いが待っているぞ!

・装備
一気酔剣

・技
達急動

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