ビックリマン☆モバイル 第18巻 ワンダーマリア

bikkurimanmobile18-27
悪魔の次界創造主。天使の次界創造主・アンドロココとともに聖魔和合を成し遂げた。本来の歴史ではスーパーデビルが倒れた後すぐに聖魔和合が達成されたのだが(ビックリマン最終回)、オパジュエルが流れ着いた影響で歴史が変化。次界第五(最終)エリア・久遠域(くおんエリア)では、まだ天使軍と悪魔軍の残存兵力の戦いが続いていた。
アンドロココワンダーマリア次界第三エリア・聖(セント)フラダイスにいた。次界第四エリア・天蓋瀑布の暴走による大洪水聖フラダイスは一時水没したが、今は平和と静けさを取り戻している。アンドロココ聖フラダイスの川辺に立ち、ワンダーマリア久遠域へ行こうと誘った。戦いを止めるためだ。しかしワンダーマリアは、自分のその力は残っていないと拒否した。力の源である六聖球を失ったため、大勢の悪魔を抑える魔力がないというのが理由だった。だがそれは表向きのこと。
今のワンダーマリアアンドロココの愛に触れたことで聖心に目覚め、悪魔ヘッドシンボルのヘクサゴンを失い、青白かった肌も血の通うような肌色となっている。しかし、だからこそ、ワンダーマリアの心には天使と悪魔の心がせめぎ会う。神帝をはじめ多くの天使たちの血を流してきたという罪の意識が深く深くのしかかるのだ。だから、ワンダーマリアは天使の平和のために働くことなどできない、自分にはその資格がない思っている。
ワンダーマリアは、穴の開いた剣となった六聖球ソードを川に投げ捨てた。六聖球ソードワンダーマリアの罪の象徴だ。しかし、それが運命の出会いを促す。川の中ほどに突き立った六聖球ソードマルコが引っかかったのだ。ワンダーマリアマルコを助けて介抱する。目覚めたマルコからは「おばちゃん」呼ばわりされるが、ワンダーマリアマルコに対して親近感を感じ、不快には思わなかった。それもそのはず、マリアマルコは母子なのだから。
時を超えた母と子の対面に、魔スタリオスフュジョンキッドスが割り込んできた。ワンダーマリアはパワーダウンしたとはいえ、その素早い動きはさすが歴戦の女戦士。ワンダーマリアは悪魔同士の無益な戦闘を避けるため、魔炎火で目くらましをし、マルコを連れ逃走する。だが、魔スタリオスフュジョンキッドスに見つかり、その攻撃からマルコをかばおうと、ワンダーマリアマルコを抱いたまま崖下の川に落下してしまう。
ワンダーマリアのピンチを救ったのは、またしても六聖球ソードが起こした奇跡だった。川底に沈んだ六聖球ソードから聖幻ピーター聖遊男ジャック聖霊牛若の魂が出現し、傷ついたワンダーマリアのもとに飛来。ワンダーマリアは三神帝の星の輝きに照らされることで、シヴァマリアにパワーアップを遂げた。

・装備
六聖球ソード(六聖球なし)

・技
魔炎火

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