ビックリマン☆モバイル 第18巻 ムゲン鬼

bikkurimanmobile18-35
悪空魔(あっくうま)の一人。魔胎伝ノアが産み落とした悪球の一つ、悪空球(あっくうきゅう)から誕生した。ワンダーマリアとはいわば兄弟姉妹の関係だが、マリアからは特に何とも思われていない一介の下っ端悪魔。活動場所は悪球エリアではなく天魔界。同じ悪空魔のヘイコウ鬼サッカ鬼とともに次界道近辺に出向いていた。
神帝たちが次界道に入ったため、大至急戻って来いとスーパーデビルの命令を受ける。道すがら、サッカ鬼ヘイコウ鬼に「オレたち神帝に勝てるわけ?」と尋ねた。ヘイコウ鬼は「オレたち下っ端はそんなこと考えなくていいの。勝とうが負けようがどうせ出世できないんだから」と答える。だが、ムゲン鬼だけは「手柄を立てて必ず出世してやる」と息巻いた。
次界道上空を浮遊中のアリババ神帝ヘブンシティに収容されるのを目撃。サッカ鬼アリババ神帝を追っかけてとっ捕まえようと言うと、ヘイコウ鬼ムゲン鬼の出世欲にあてられたのか、きっと出世できると同意する。するとムゲン鬼は、下手に手出しするよりもワンダーマリア様に報告するほうがいいと冷静に状況を判断する。ヘイコウ鬼は、確かに失敗したら大目玉だとうなずき、三人してワンダーマリアのもとへ報告に走った。
アリババ神帝が収容されたヘブンシティは、ケガ人ならば悪魔でも受け入れる聖魔中立地帯。ヘブンシティ潜入のため、ムゲン鬼たちはワンダーマリア六聖球ソードで大ケガを負わされてしまう。ヘブンシティの病院に急患として運び込まれ、アリババ神帝を見つけると、ヘイコウ鬼海母精を人質にとってムゲン鬼ワンダーマリアへの報告に行かせた。
シティ屋外に出たムゲン鬼は、舌をグルグルと回してアンテナのようにすると、舌先から通信電波を発信した。ワンダーマリアはそれを頭部のバットキャッチで受信し、アリババ神帝ヘブンシティにいることを確認する。そしてワンダーマリアアリババ神帝への接近に成功する。全てはムゲン鬼たちの働きのおかげだ。
ところが、ガタガタの身体を押して決死の潜入作戦を敢行したというのに、ワンダーマリアが崩したシティ天井の瓦礫に押し潰され、助けを求めれば「お前たちなどどうでもいい」と六聖球ソードで攻撃される始末。ムゲン鬼たちを助けたのは海母精だった。ムゲン鬼たちは海母精の海よりも深い愛に触れ、涙を流して改心する。マリアに破壊されたヘブンシティの修復を手伝った。
ムゲン鬼は第8話にも登場。魔党賊の悪夢魔ジャマ(これを着て寝ると悪夢が実体化する)の力によって巨大なムゲン鬼が出現し、ヤマト王子天子男ジャックを口の中に吸い込んだ。

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