ビックリマン☆モバイル 第19巻 こげ面公

bikkurimanmobile19-01
次代バンの一人。おこげの中から生まれ出た耐熱ジュニアバン。「~ッチ」「~ダッチ」が口癖の料理人次代マルコたちとの出会いは、ラピスードグルメランド。煙の中からドロンと笑顔で現れたが、途端に泣き顔になる。煙の涙をモクモクと流しながら、グルメランドの料理の木が全滅しかけていることを説明した。よく笑いもするが、よく泣きもする子だ。
手に持った焼きサンマは手錠に変化する。マルコウォッ珍がケンカするのを止めようと、サンマ二匹を投げて手錠に変え、二人の腕を仲良くなるまで外さないようにした。食いしん坊マルコはサンマの手錠にかじりつくが、堅くて歯が立たなかった。マルコウォッ珍は何だかんだと協力してグルメランドの危機を救う。二人が仲良くなったと認め、手錠のサンマを回収した。
目標は次界一の名コック。同じ目標を持つ悪魔・レンタンぴんとコンビを組み、いずれ二人で次界一のレストランを開くことが夢だった。グルメランドの事件を通じ、料理には火も大事だが、水も大事であることをレンタンぴんとともに学ぶ。だがその技術力は、火の扱いすらもまともにできない未熟者だった(レンタンぴんの腕は天下一品)。よく食材を焦がしてしまう。頑張り者だがドジ。
レンタンぴんとともに名コックの証となるラピジュエルを求めて七林城を目指していたのだが、まんじゅうを焦がしてしまったため(マルコは美味いといって食べたが)にレンタンぴんからコンビを解消される。仕方なくマルコたちとともにラピジュエル探しに七林城へ。七林大レストランでは、マルコたちに下手ながらも料理を振る舞うが…
やっぱり料理下手だった。不味いおかゆに、大得意だという焼き魚さえも焦がしてしまう(心はこもっているのだが)。だが、見るに見かねたレンタンぴんが駆けつけ、その失敗した料理を真心を込めて美味しく作り直すことで「真実の料理」が完成。真実の料理は念願のラピジュエルに変化し、レンタンぴんとも仲直りすることができた。料理の心は真心であることを学んだのだ。
マルコとの再会はアクアマービィこげ面公マルコに耐熱鎧のジャイケットを授け、KinPM(こげ面公・イン・ピア・マルコ)へのパワーアップを促した。ジャイケットは戦闘時にマルコの全身のエネルギーを調整し、全方向への均等な攻撃力発揮を実現する(こげ面公の火の扱い方、料理の腕が上がった証拠だろうか?)。そして十人の次代バンの力が全て揃うことによって、次王帝マルコへの完全パワーアップが成立。若返ったブラックゼウスに対抗するための切り札となった。

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