ビックリマン☆モバイル 第19巻 Pアンノ

bikkurimanmobile19-14
トパズランドに住むピアノ天使。音楽家兼技師。Oルガンの同僚。武装主義者のOルガンとは異なり平和主義者。Oルガンの推進するトパズランド武装化に一応の協力はしているが、音楽で世界を救えると信じ、いかなる危機をも救うというトパジュエルの伝説を伝説ではなく真実と信じる。愛と平和の音楽の国、トパズランドの化身のような天使だ。
だが、平和のためならいかなる危険も無謀も厭わない。戦争を止められるのであれば、たとえ自分の命と引き換えにしても構わないという覚悟を持っている。曼聖羅と和平交渉の場を設けるべく、アッシラ王たちの飛行メカに発信機を取り付け、曼聖羅に単身乗り込もうとしたほどだ。計画を気付かれカシ鬼に拷問を受けても、決して抵抗しようとしなかった。
そんなは、ベスタニヤの初恋の相手。最初はベスタニヤの恋心に振り回される。命を懸けて曼聖羅に乗り込み和平交渉を取り付けるはずが、ベスタニヤの激マズ料理でその前に命の危機を感じた。それでもベスタニヤを傷つけないよう、どうにか食べてみせる。ベスタニヤ聖笛とピアノの協奏には心の安らぎを感じていた。まるっきりベスタニヤの片思いというわけではなかったようだ。
好きな人を守るために戦うことはきっといいことだとベスタニヤに言われ、その気持ちを嬉しく思い笑いはしたが、それでも戦いを否定する考えは変わらない。血生臭い戦いで勝っても、それは真の平和とは言えない。音楽に包まれた美しいトパズランドが真に蘇ることはないのだ。
だが、頼みの移動マシンをブラックゼウスに破壊され、さすがに力が抜けた。全てを諦め音楽を楽しんでいればよかったと後悔するOルガンと抱き合い、二人でしんみりと最期の演奏を始める。それが奇跡の序曲だった。二人から始まった愛と平和のサウンドは、トパズランド中の楽器という楽器を鳴り響かせ、奇跡のシンフォニーとなった。
あらゆる危機を救うトパジュエルが目覚め、大洪水はそれ、トパズランドは救われた。しかし大洪水自体が消えたわけではない。次界を救うための戦いは続いている。次界を救うために励んでくれとベスタニヤを送り出す。だが音楽がある限り二人は一緒だ。

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