ビックリマン☆モバイル 第19巻 Lクトン公

bikkurimanmobile19-18
トパズランドの科学力を駆使して造られたバイオボット次代。巨神とも呼べる巨体を誇る。音楽をエネルギーに活動し、最初にインプットされた音楽の演奏者の言うことを聞くようプログラムされている。ただし、自身で善悪の判断をつけることはできない。邪音が入ると破滅的な力を発揮する恐れがある。そのため、コンスタン未が平和な時代には必要ないと封印した。
トパズランド郊外の砂漠に何百年もの間眠っていたが、聖ピカギリのバイオリンの音で目覚める。演奏者の生命力を奪うという別の危険性も持っていたバイオボットだが、失態続きの汚名返上を図る聖ピカギリはそんなことも構わずにマルコたちを襲わせた。「Lクトン公ーッ!」と自分の名前を叫ぶバイオボットの攻撃は、実に凄まじかった。
単なるエネルギー放出で森を震撼させるほどのパワー。本気で集中すれば、どれほどの威力となるのか。背部のキーボードを振るわせて発するグリッサンド全音撃は、耳どころか全身をつんざく音の衝撃波だ。とても耐えられないひどい音のフィールドを作り出し、敵の動きを封じる。それでも接近してくる相手には音階津波連打。耳の音符記号から固形の衝撃波を発して迎撃だ。
ベイ・ギャルズに大ケガを負わせ、一度はマルコたちを追い詰めた。だが聖ピカギリが倒れたために活動停止。アッシラ王魔風竜巻で回収される。しばらくして聖ピカギリとともに再出撃。対するマルコたちは、オズの作戦で聖ピカギリのバイオリンの破壊を狙うことにした。その間、Lクトン公の相手はマルコがする。Lクトン公マルコに足を持ち上げられ、ひっくり返った。
コッキー聖ピカギリからバイオリンを奪い、オズマヤセッ剣聖ピカギリを討つ。何を思ったかマルコは、停止したLクトン公オズコッキーに向けて投げた。おかげでピカギリは逃げ出すことに成功。残ったLクトン公は、Pアンノの小型ピアノで再起動した。謝り、お詫びにトパジュエルコンスタン未とともに眠っていると教えるLクトン公。再び眠りに就く前、マルコを強いと褒めた。
全ての音域を自由自在に操ることができる。伝説の移動マシン、巨大なカニのようなエレクトーン(電子オルガン)を唯一演奏することができるのはLクトン公だけだった。しかし移動マシンはブラックゼウスに破壊されてしまう。Lクトン公の真の力は、トパジュエルとともに発揮された。
トパジュエルの力、愛と平和のサウンドが奏でる奇跡のシンフォニーの力を受け、眠りから目覚めトパズランドに飛翔。トパズランド(巨大なホルン)を吹いた。するとホルンの口から虹色の五線譜が立ち昇り、大洪水をそらせたではないか。いかなる危機をも救うというトパジュエルの伝説通り、トパズランドは救われたのだ。

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