ビックリマン☆モバイル 第19巻 愛然かぐや

bikkurimanmobile19-20
天地球を司る愛の女神。数少ないお守りヘッドの頂点に立つ存在だ。その力は聖神ナディアに匹敵するともいわれるが、存在自体は聖神以上に秘密のベールで隠されていた。劇場版第二作「無縁ゾーンの秘宝」でビックリマンシールに先駆けての初登場を果たし、その後アニメ「ビックリマン」本編に三度登場した。
天地球に危機が訪れた時、必ず姿を現すという。崩壊の危機に面した天地球に光の球体の姿で現れ、お守りたちを聖ロープ(天水山と天緑山を繋ぎ、天地球を支える聖なるロープ)を結びなおす地点に導いた。天地球崩壊の危機が去ると、光の中から本当の姿を現し、お守りたちに「仲間を信じる心が何より強い力を生む」という尊い言葉を与えた。それこそが天地球の秘宝だったのだ。
手にした大聖核棒(だいせいかくスティック)には、愛と勇理を呼び起こす真田守帯(さなだしゅたい)という桃色の帯が巻き付いている。天地球の秘宝を巡る騒動の発端となった助士すいさいに真田守帯を巻きつけ、天使・聖明天流にパワーアップさせると、各地のお守りたちに戒めを説いてまわるよう命じた。無縁ゾーンの「」をお守り「快団鬼」に変えもした。最後に真田守帯でヘッドロココの手を軽く包むと、どうか天地球のことを秘密にしてくれるように頼み、ヘッドロココの旅の無事を祈って去った。
ヘッドロココとは次界道の魔湿地帯で再会を果たす。カックン平太カッセン長太カッスイ仁太クリスタル幻神オーロラ幻神ポンプ幻神に「理力の聖水」(お守りたちを病気にした悪魔菌を消すための聖なる水)を作ってもらい、喜んでいるところに降臨した。三幻神に礼を述べると、真田守帯をフワリとヘッドロココの手に巻きつけ、再会を喜び合った(じっと見つめ合う二人を、木の陰からワンダーマリアが複雑な表情で眺めていた)。
再度の降臨は次界第二エリア。智道(ウィズダムベルト)を平定したばかりの五神帝の前に現れると、大聖核棒を掲げて聖神ナディアの降臨を願った。その目的はヘッドロココ復活。五神帝スピルーツ積星(パイルせい:ロココの魂)に戻させ、そこに向かって愛然パワーを注いだ。ナディアの力も加わることで、ヘッドロココアンドロココとしてパワーアップ復活を遂げた。
最後の降臨は次界での聖魔最終決戦直前のこと。「新たな地に戦い起こりし時、天外瀑布が響き渡る」と天使たちに告げ、戦いを止めさせようとした。アンドロココの前に姿を現し、聖神ナディアが聖魔に与えた試練のことを教える。その試練の真意を知っているわけではなかったが、種族を超えた愛の心が必要なのだという確信があった。
不意を突かれ魔君ポセイドスに傷つけられてしまうが、それでも「戦いは憎しみを生むだけ」と無益な争いを止めようとする。古聖長ヘブダヤに連れられ天地球に戻る時にも、「決して戦ってはいけない」と言い残した。最後まで愛の心を貫いた愛然かぐやだが、ロココへの愛と想いは叶うことはなかった…
ロココマリアの子、マルコの活躍する「新ビックリマン」の時代にも健在のようだ。アレキサンマルコの創造した新河系天地球が統合される際、一瞬だけだが以前と変わらぬ若さと美しさのままの愛然かぐやの姿が映った。

・装備
大聖核棒(だいせいかくスティック)
真田守帯(さなだしゅたい)

・技
愛然パワー

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