ビックリマン☆モバイル 第21巻 聖梵ムガル

bikkurimanmobile21-03
セントボンムガル創聖巡師の一人。異聖メディアに仕える第二の側近。メディ(若き日のメディア)が源層界を追放された古代源層紀から仕え続けている。聖梵ミロクとともに、メディアのよき相談役だった。手に持った羅味線は単なる楽器ではない。奏でれば、物体の姿形を変化させることができる。透明にして、その存在を隠すことも可能だ。
オリン姫が生まれた後は、メディアからオリン姫の乳母(うば)を任された。メディアへの忠誠よりも、育ての母としてオリン姫への情愛が勝ったのか、オリン姫次界出立を全面的に支援した。オリン姫次界を救いたいと言い出した時には、すでにそうなることは予期していたようで、前もって準備をしていた。
聖なる魂聖なる船が一つになる時、曼聖羅に平穏来る」という古き歌の伝承を語り、オリン姫に「聖なる魂」の役割を与えた。そのためには身分や素性を捨て、与えられた姿や言葉さえ捨てる必要があること、聖なる魂には言葉は必要ないこと、魂そのものが真実を語ることを伝える。そして、迷いなくそれらを承知したオリン姫を、羅味線プッチー・オリンの姿に変えた。
曼聖羅に平和をもたらすもう一つの鍵「聖なる船」には、オリン姫の騎士(ナイト)であるペガ・アリババを据える。羅味線ペガ・アリババワープスライダーPに変身させた。メディアが拾い上げたアリババ神帝の魂を世話し、ペガ・アリババとして復活させたのもムガルだ。なお、もともとオリン姫ナーディ(若き日の聖神ナディア)に似ているというウワサがあったが(あくまでウワサ。正真正銘メディアの娘)、プッチーの姿がことさらナーディに似ているのは、聖神ナディアとの面会を考えてのムガルの配慮だった。
オリン姫に手を貸したことはウワサ程度でしか流れなかったが、メディアは全てお見通しだったようだ。ムガルは自主的に謹慎する。プッチーガーネメントから緊急帰還した時には、その状況を利用して上手くかくまった。聖ピカギリ曼聖羅の兵隊が捜索に来たが、羅味線オリン姫の存在を隠した。オリン姫メディアに会って直接話をつけようとしたが、ムガルは今はまだその時期ではないとたしなめる。オリン姫を再びプッチー・オリンとして送り出した。
大洪水アメジアンスを襲った頃、メディアが家を訪ねてきた。ムガルオリン姫の件を謝り、いずれは戻ってくると告げる。だがメディアから、オリンには戻ってこないよう伝えるよう言われた。ムガルは、メディアオリン姫と決別するのかと気が遠のく思いだったが、後から訪ねてきた聖梵ミロクから、ブラックゼウスオリン姫の婚約を阻止するための措置だったと知る。しかし、オリン姫曼聖羅に戻ってきてしまった。さらにオリン姫メディア曼聖羅から追放されることとなり、心を痛める。
それらの出来事を機に、メディアの側近として復帰。曼聖羅に初めてたどり着いた時、温暖な気候だったことを不思議に思い、ミロクとともに調べる。そして、曼聖羅の成り立ちを明らかにした。曼聖羅のある土地はもともと極寒の地であり、ナーディが命と若さを犠牲にして温めつづけてきたのだった。ナディアメディアの復讐すべき敵などではなく、感謝すべき恩人だったのだ。ナディアメディアが和解し、次界曼聖羅が和合するきっかけを作った。

・装備
羅味線

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