ビックリマン☆モバイル 第22巻 石妃ディナス

bikkurimanmobile22-01
石板のかけらを守護する聖魔子の一人。フェニックスたちが六番目(最後)に出会った聖魔子。砂漠のピラミッドでフェニックスたちを待ち受けた。両手に持っている赤と青のピラミッドが本体。善悪二つの人格を持つ聖魔子で、「赤(あか)ピラ」には善の心が、「ミッド青(ブルー)」には悪の心が入っている。それぞれやり方は違えど、石板を求める者の「友を信じる心」を試す。
赤(善)のディナスは穏やかで丁寧な口調で、真の友情の存在を信じている。一方、青(悪)のディナスは厳しく高圧的な口調で、真の友情などありはしない、誰しも自分がいちばん可愛いのだと思い込んでいる。ディナスの中では赤(善)と青(悪)の心が常にせめぎあっているが、フェニックスたちと出会った時には青(悪)の心が優勢だった。青はいつでも赤を消すことができた。
青(悪)のディナスは、悪の聖魔子といわれたマハラジャボアボア以上の悪。フェニックスたちを始末し、石板のかけら全てを自分のものにしようと企んだ。バイオ悪魔を配下に持つ。魔乱PUアスカアムルを捕らえさせる。フォーカス眼鬼を使い、ティキの記憶を奪いフェニックスと戦わせる。ティキ石板のかけらを渡すと約束しておきながら、デスザートの毒で殺そうとする、等々。
フェニックスティキの身代わりとなってデスザートの毒におかされた時は、ティキ(フェニックスの身を挺した友情に記憶を取り戻した)に解毒の薬草の在り処を教えると言ってきたが、ほとんどが罠だった。乾燥に弱いティキをたった一人で砂漠の荒野に放り出した上、逃水鬼を使って薬草とサボテンの幻影を追いかけさせた。また、そのサボテン自体がサボ10鬼というバイオ悪魔だった。
しかし、ティキは薬草を採って帰ってきた。フェニックスたちは試練を乗り越え、見事に真の友情を示したのだ。青(悪)のディナスの目論みが外れたことで、赤(善)のディナスとの立場が逆転する。赤(善)のディナスが青(悪)のディナスを消滅させると、赤ピラとミッド青は合体し「紫色金(ししょくきん)ピラミッド」となって宙に浮かび上がった。
紫色金ピラミッドの下に降りたフェニックスたちの頭上に姿を現したディナスは、すぐさまインナーキャラ(正体)のリザ・ドラゴンを現す。そして、フェニックスたちに最後の石板のかけらを託すと、ピラミッドとともに空の彼方に消えていった。

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