幻神の一人。ヤマト神帝の持つ盾・アーチ導片(ガイドパーツ)を介し、天聖界の如面菩薩がパワーアップ出幻した姿(如面菩薩本人は天聖界に残っている。幻神とはいわば次界アーチ天使の魂が具現化した、幻のような存在)。次動ネブラのメガロ魔Λの魔力に反応して導片より抜け出した(ヤマト神帝がヤマト爆神にパワーアップしたことで盾はすでに消滅している)。
武器は幻神器(魔紀元神器)の一つ、聖曲玉槍(せいまがたまランス)。ピンク色の理力を発光し悪魔の魔力を消し去ったり、逆に魔力を吸収して自分の理力に変換することができる。近接戦闘ではその名の通り「槍」として用いるが、投げればブーメランのように高速回転して遠距離の敵を倒すことも可能だ(クリスタル幻神の聖ブーメランと同一武器)。
ヤマト爆神たちがメガロ魔Λの超念魔で窮地に陥っていた時、聖曲玉槍の姿で発光回転しながら飛来した。デビリン族増長型を追い払った後、ヤマト爆神たちの前からいったん姿を消す。聖曲玉槍は湖沼地帯の蓮華の上に落下。それを拾いに来たメガロ魔Λがヤマト爆神と鉢合わせ、発した超念魔を吸収して幻神として実体化した。
ヤマト爆神が次動ネブラ探索に専念できるようにデビリン族との戦いに現れたのだが、ヤマト爆神は戦いは男の仕事だとかつべこべグズグズ言うし、ライバルであるはずのメガロ魔Λは何故か色目を使ってくる。ヤマト爆神とちょっと仲のよい様子を見せればアローエンジェルの嫉妬を買う。変な三角関係に巻き込まれ、これではいけないと感じた。
メガロ魔Λたちデビリン族増長型にわざと捕まることで、恋人ごっこにうつつを抜かすヤマト爆神とアローエンジェルに戦士としての自覚を呼び起こさせようとしたのだが…。しつこく迫るメガロ魔Λを「馴れ馴れしいわね、悪魔のくせに」と邪険にしたことで、ヤマト爆神たちのピンチを招いてしまう。
理力を高めて檻の球体を脱出。メガロ魔Λがヤマト爆神たちに向けて放った超念魔渦重力を、聖曲玉槍を投げてメガロ魔Λごと吸収消滅させた。だが、自分も力を使い果たし、消滅することになる。消え行く中、アローエンジェルにヤマト爆神はもうあなた一人のものではない、天聖界全ての希望の天使だと告げる。ヤマト爆神にもその自覚を持つよう、命を懸けて教えたのだった。
如面幻神は消滅したが、天聖界の如面菩薩は無事に生きている。明星クィーンとともに、天聖界のタカマランドから次界の聖フラダイスに移り住んだようだ。
・装備
聖曲玉槍(せいまがたまランス)