ビックリマン☆モバイル 第22巻 成リキング

bikkurimanmobile22-25
天聖界に住むリッチな成り金天使。天使だけれども、金に物を言わせてワガママを通そうとする強欲者。「わて」「おます」「しまひょ」など、関西弁でまくし立てる。誰よりも早く次界観光をしてみたいと思い立ち、ゴッドマングースあっ晴れ天使とともに第一次ネブラツアーを企画。スーパーゼウスが正式な許可も出していないというに、勝手にウイングパス流(ストリーム)に乗って次動ネブラに出発、ヤマト爆神たちのもとに押しかけた。
次動ネブラの最新情報を天聖界に届けるのが使命だということにしつつ、興味本位の物見遊山。ヤマト爆神たちをガイドやカメラマン扱いにして振り回した。カメラは成リキングの物。写真撮影の後、成リキングは腹が減ったとへたり込み、レストランはないかと聞く。無論、未開拓のネブラにレストランなどあるわけはない。嫌気の差した神帝男ジャックはカメラを投げ捨てた。よっぽどカメラが大切だったのか、成リキングは立ち上がって吊橋の上を後ろ歩き、口でカメラをキャッチした。
邪険にされたことで頭に来、ヤマト爆神たちの制止を振り切ってますます勝手な行動を取りはじめる。黒いベールをかぶった美人のネエチャンを、カメラを構えて追いかけた。金なら仰山あると、ネエチャンを振り向かせようとする。だが、それはダークヘラが化けた姿だった。誘い込まれた岩壁の中で、強制的にバクテ裏闇と合体させられ、再魔リッチャーに変えられてしまう。
ヤマト爆神(タイプII)の活躍と、アローエンジェル大聖アローから放った強力真っ白まじめ光線で正気を取り戻す。崩れるダークヘラの神殿からの脱出後、出てきた言葉は「凄かった、写真に撮っておくべきだった」。スーパーゼウスの出したウイングパス流臨時便で天聖界に帰還する。別れの言葉は「どうもお邪魔さんでした」。ヤマト爆神たちにとっては本当に邪魔だったに違いないが、本人は到って気楽。最後まで懲りない困った天使だった。

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