ビックリマン☆モバイル 第22巻 ヤマト爆神

bikkurimanmobile22-31
ヤマト神帝がパワーアップした姿。ヘッドロココ理力を受けてヘッド化を遂げた。武器は、日出剣とは比較にならないほどの聖光を照射するサバイブラスト剣(ソード)。盾はトリケラトプスのような爆動聖堊盾(ばくどうせいあシールド)。両側頭部のヤマトシュリンク翼(フェザー)は加速力アップ、腰に身に着けたネブラ聖衣は聖体を聖温状態に保つ効果がある。頭頂部に輝くヘッドシンボル・積星(パイルせい)にはヘッドロココの魂が宿っている。
理力技にも磨きがかかった。ヤマト王子時代から愛用の高速移動理力達急動。超高速で六芒星を描く分身技、角動理力。緊急時には盾を仮面として装着し、爆装守着型(ばくそうディフェンドモデル:タイプII)に爆装化。指で触れた相手の記憶を探る心頭心見(しんとうしんけん)の術を覚えたり、鼻で悪魔のにおいを感じることもできるようになったりと、感覚力もアップした。
「天使たち、次界を発見せし時、大異変が起きる」。大異変とはヘッドロココの消滅だった。消え行くヘッドロココは最後の理力日出剣に注ぎ、ヤマト神帝のパワーアップを促す。ヤマト爆神誕生。これこそが野聖エルサM聖典にあった「日出ずる処の剣を持つ者、先頭に立ち次界に入るべし」の本当の意味だった。若きニューリーダーとなったヤマト爆神は、消滅したヘッドロココに代わり、神帝隊を率いて次界入りを果たす。
だが、ヘッドになったばかりのヤマト爆神は、リーダーとしてどう行動すべきか掴みかねていた。次動ネブラ次界と分かってもスーパーゼウスへの報告を控えたり、情報を引き出そうと焦るあまり縁神(お守りサル)たちを怯えさせてしまったり、アローエンジェルとグタグタと恋人ごっこを演じてみせたり…。だが、如面幻神の命を懸けた忠言に、リーダーとしての自覚を新たにした。
その後は、ヤマト爆神らしくありながらも、ヘッドロココを彷彿させるようなリーダーとしての姿を見せていく。オアシスレスQ幻神の危機を見捨てずに引き返したり、再生魔鬼に悪魔化された仲間たちに手を出すくらいなら死を選ぶと自分の身を投げ出したり。そんな仲間想いの心と強い意志が、タイプIIへの爆装化を促したのだ。
魔幻迷宮神帝ピーターとともに進んだ。たまには他の女の子天使と遊びたいと言ってみたり、神伝レーラに篭絡されそうになったりしたが、やっぱりアローエンジェルが一番のヤマト爆神魔幻迷宮突破後、ダークヘラを引きつけ神帝たちを魔幻型(まげんモデル)に進ませる。サバイブラスト剣達急動角動理力など己のもてる全てを出し尽くし、ライバルであるダークヘラとの最終決着に臨んだ。ダークヘラはそれでも簡単に倒せる相手ではなかったが…
ダークヘラ造魔棒(ぞうまスティック)から魔覇ドラゴットが分離したことで事態は急変する。ダークヘラヤマト爆神魔覇ドラゴットに力を奪われ、その飛翔のあおりで毒ガスストーンの谷に落下。ヤマト爆神心透心見の術ダークヘラの過去を知り、ヘラを元の平和を愛する王女に戻すことを誓う。奪われた理力ヘラのエネルギーで復活ヤマト爆神達急動毒ガスストーンの谷を脱出し、魔幻型頂上へ爆進した。
しかし、魔覇ドラゴットの口内、甲殻球に潜むネロ魔身魔性般若パワーを浴び、魔幻型内に囚われる。魔魂プタゴラトンに魔魂を注入され、悪魔に変えられそうになる。それを救ったのは積星、つまりヘッドロココの魂だった。ヘッドロココの声がヤマト爆神が魔に堕ちるのを引き止め、積星にかけられた八つの願い(アローエンジェル・五神帝神光照光)が神帝たちをヤマト爆神のもとに導いた。悪魔化されたヤマト爆神神帝たちに襲いかかるが、積星が戻ったことと、魔魂の注入量が足りなかったことで元に戻る。
積星アローエンジェルからストライク天使(エンジェル)へ、照光子から裂神照光へのパワーアップも促していた。意識を取り戻したヤマト爆神の傍らには、涙のストライク天使がいた。魔幻型の弱点を求め王女ヘラに会いに行った時は、デカネロン魔崩裂棒(まほうれつスティック)からストライク天使を守るために爆装化。思いのほかダメージが大きかったが、魔幻型を破壊しない限り次界にも自分たちにも未来はないと、無茶してでも動こうとする。
自分はどうなったっていい。長い長い旅を続けてきたのは、天使・悪魔・お守り全てが平和に暮らせる世界を作るため。ストライク天使ヤマト爆神が死んだら悲しむだろう。だが、今ここで天使軍が負けたら、生きていても死んでいることと同じだとヤマト爆神は言う。楽しい世界で暮らしていなければ、生きている値打ちはないと。その想いを受け止めたストライク天使ヘラのもとに向かい、ヘラ魔幻型の破壊に向かう。ヘラ魔幻型を破壊し、次動ネブラが聖域化された。
ヤマト爆神ストライク天使と寄り添いながらその光景を眺める。スーパーゼウスの命令で、ヤマト爆神王女ヘラを助け次動ネブラの整備に取りかかることになった。命令の下りていないストライク天使は他の神帝たちとともに次動ネブラの先に進むという。ヤマト爆神ストライク天使を「お互いがんばろう」と送り出そうとするが、神帝男ジャックに言われ、引き止めることに。「残って一緒に働いてくれ」。こうして、ヤマト爆神ストライク天使は仲よく次動ネブラの平定に乗り出す。
…とはいっても、ヤマト爆神が仲間とともに戦いたいという気持ちは強かった。次界第二エリア、智道(ウィズダムベルト)積星が促した五神帝のパワーアップとアンドロココ復活次動ネブラの発展に貢献したくても、どうも身が入らない。ヤマト爆神の全てを知る仲となったストライク天使は、その気持ちを見透かしていた。ヤマト爆神ストライク天使に勧められて、次界第三エリアの聖(セント)フラダイスに向かう。別れ際、一枚のハンカチをストライク天使に手渡した。寂しくなったらこれを広げてみて、と。
アリババ神帝と合流再会した時、ヤマト爆神はすでに死を覚悟していた。そして、生きる時も死ぬ時も皆一緒の七神帝集合。ヤマト爆神たちは、ワンダーマリアの剣から飛び散った六聖球を追い、天蓋瀑布大洪水の流れの中に消えた。ストライク天使ヤマト爆神が死んでしまったと嘆き悲しむが…。スーパーゼウスが告げた、「ヤマト爆神は死んではおらん、わしらの心の中に生きている」と。七神帝聖魔和合の到来を告げる虹層球(レインボール)となったのだ。
ストライク天使が握り締めるヤマト爆神のハンカチには、何かがキラキラと光り輝いていた。ストライク天使が見つめる虹層球には七神帝の姿が浮かぶ。ヤマト爆神ストライク天使に向かって投げキッス。星になってもお茶目なヤマト爆神に、ストライク天使は泣きながらも、思わず笑みをこぼした。新ビックリマンでは、ヤマト爆神の子孫としてヤマトウォーリアが登場。

・装備
サバイブラスト剣(ソード)
爆動聖堊盾(ばくどうせいあシールド)
ヤマトシュリンク翼(フェザー)
ネブラ聖衣
積星(パイルせい)

・技
達急動
爆装守着型(ばくそうディフェンドモデル)
角動理力
心透心見の術

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