半獣半戦車、巨大な壁のような重装甲のバイオ悪魔。「～ドス」が口癖。テラサピエンス守備大隊隊長を務め、鉄壁の防御力を誇る。攻撃力も生半可ではない。口部の砲門からは「イレイザー爆裂波砲」という、魔スターPの爆裂滅殺砲のような破壊光線を発射する。しかも爆裂滅殺砲よりもチャージ時間が短く隙が少ない。性格も魔スターPのような猪突猛進型の熱くなりやすい単なる力バカではなく、冷静さを保つことのできる自己コントロール力を持っている。
幹部に匹敵するその力。必殺技もまだ隠し持っている。二又の斧に超魔力を込めて発動する「聖覇斬」は、超聖理力の技を軽く切り裂く。聖覇斬は飛び道具にもなり、斧の刃と同形状のコウモリのようなエネルギー刃を飛ばして攻撃できる。敵が二人の場合は片刃ずつに分裂して自動追尾する。最大の必殺技は、イレイザー爆裂波砲の上位技「超イレイザー爆裂波砲」。激しくスパークする破壊光線で敵を殲滅する。
しばらく暇を持て余していたが、アノド復活のための儀式ドーム完成で呼び戻された三幹部に代わり、デビルゼウスからフェニックスたちの討伐を命じられた。ドーム前の地面の中から土煙を上げて出現し、フェニックスたちに覚悟するよう歌舞伎のような見得を切る。サイバーアップ直後のティキが放った海龍雷撃の直撃を受け、粉々に爆発したように見えたが無傷。海天聖龍をも右手一本で受け止める。恐ろしいまでの頑丈さを見せ付けた。
ティキに放ったイレイザー爆裂波砲をフェニックスの消魔鳳凰斬に掻き消されるが、余裕の表情。フェニックスたちとの戦いを遊びのように楽しむ。ティキとフェニックス二人による最大の必殺技・龍凰斬さえ聖覇斬で軽々と切り裂き、聖覇斬の飛び道具バージョンでフェニックスとティキを死なない程度に痛めつける。デビルゼウスにお遊びはいい加減にしておけよといわれ、ようやくとどめを刺しにかかった。アスカが突っ込んでくるが、イレイザー爆裂波砲の軽乱射でもてあそぶ。
再びの龍凰斬も聖覇斬で切り裂く。だがアスカは距離の問題だと思った。もっと近くなら、龍凰斬でダメージを与えられるはず。ザルドスはアスカに挑発され、顔を真っ赤にして怒りかけるがすぐに冷静さを取り戻し、フェニックスとティキの始末を優先した。続いて標的をアスカに変え、じわじわと嬲り殺しにしようとした。アスカ怒りのサイバーアップも、必殺の八蛇ラッシュも無駄無駄無駄。ザルドスの圧勝かと思われたが、ザルドスは最初にアスカを始末しておくべきだった。
フェニックスとティキが復活し、アスカに肩を貸す。ザルドスは三人まとめて倒そうと超イレイザー爆裂波砲を放つが、アスカの亀甲シールドに押し返されそうになり、フルパワーで押し切ろうとするが、二段展開した亀甲シールドで威力が分散される。フェニックスたちの至近距離への接近を許してしまった。聖覇斬を繰り出すが、亀甲シールドの威力に驚いたことで判断が遅れた。八蛇ラッシュに斧を絡め取られ、身動きが取れないまま龍凰斬の直撃を喰らい、爆死する。
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