オオカミュールいっせい。カーネルダークの一人。狼と羊。未(羊)の新界王(カーネルダース)、コンスタン未とは天敵(ナチュラルエニミー)関係にあり、ライバル同士だ。かつては異聖メディアの下に付き、聖神ナディアを討ち取ろうとした。しかし超聖神によって鬼DOの腹の中、二度と出られぬ暗黒の異次元に封印されてしまう。ブラックゼウスにより解放され、その配下となった。
アメジアンスでの戦いでは振るわず、マルコに再封印される。完全解放されたアクアマービィでは、蟹大帝・蝙蝠ヒ伯・獅子チヌス一世とともにマルコたちの足止めをする。狼だけに狂暴で好戦的。先陣を切って攻撃を仕掛けてきた。ブラックゼウスの全世界支配の野望を面白いと評し、真っ先に賛同したほどだ。
腕をコッキーのペロポネ剣とメルクリンの聖フックに絡め取られるが力任せに投げ飛ばし、マルコたちを口ほどにもないと嘲笑う。こげ面公のサンマに剣を飛ばされ、ベンギャルの飛行メカの体当たりを受けて地上に激突爆発するが、ノーダメージの様子で立ち上がった。片をつけてやるとマルコたちに剣を向ける。
しかし、次王帝マルコのキラ波パワーを受け、他のカーネルダークともどもアクアマービィの外まで吹っ飛ばされる。ブラックゼウスの召喚に応じ、アクアマービィの水柱をダークパワーで破壊、出現したアクアジュエルの聖なる力も抑制するが、今度は和成光拳でエリア外まで吹っ飛ばされた。
ブラックゼウスがメディアに敗れ、カーネルダークは身の振り方を考え直さなければならなくなった。猫ライ一世の提案で、ナディアをメディアに突き出し、再びメディアの部下に収まることが決まる。カーネルダークはナディアと新界王の大洪水対策協議場に奇襲をかける。狼ュール一世はライバル関係を無視し、午ノフ王を抑えた。
こうしてカーネルダークはナディアを連れ、曼聖羅のメディアのもとへ参上した。カーネルダークはただ再びメディアの部下に収まりたい一心だったのだが、この行為は結果的に、過去の真実を明らかにし、ナディアとメディアが和解するきっかけとなる。次界と曼聖羅に平和をもたらす行為となったのだ。
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