ビックリマン☆モバイル 第23巻 鬼DO

bikkurimanmobile23-18
キドウ。一端入れば闇先案内軌道の巨大悪魔。頭、両肩、両胸、両手に口がある。計七つの口の中はトンネルになっており、七つの道は体内で一つに繋がる。その一箇所に、一度入ったら二度と抜け出せない「暗黒の異次元」への扉が口を開けている。かつて、超聖神の命令でカーネルダークを呑み込み、暗黒の異次元へ封印した。
それ以後は、アメジアンスの空中歩道に姿を消しながら口を開け、旅人が迷い込むのを待っていた。中から見える光をアメジュエルと勘違いし、ブラックゼウススーパーデビルコッキーが入り込む。ブラックゼウスたちの侵入を嘲笑った。入り口まで引き返してきたブラックゼウスたちを出すまいと口を閉じるが、ブラックゼウス魔力の爆発に全ての口から煙を吐いてダウン。
それぞれの口は別々に話すことができる。ブラックゼウスの前に平伏すると、両肩の口がさも他人事のように弁解し、本体頭をボコボコに叩いて反省の証拠を示す。許されて両肩両胸の口がお礼を述べる。すっかりブラックゼウスたちの言いなりになり、スーパーデビルの計略に加担してマルコたちを閉じ込めることになった。
コッキーブラックゼウスたちをスパイしていたと思わせてマルコたちのもとに戻る。マルコたちをアメジュエルへ案内すると思わせて鬼DOの腹の中へ。プッチーだけブラックゼウスのもとへ。コッキーは悪魔帝国の幹部にしてもらえるという約束だったが、捨て駒にされ鬼DOの体内に取り残された。
鬼DOブラックゼウスにがんじがらめにされ、拘束されていた。そのせいで鬼DO体内の空間がねじれ、通路が入り組んで脱出不能の迷路に変わる。鬼DOは泣いてプッチーに助けを求めた(プッチーワッPを飛ばしてブラックゼウスを遠くへ追いやった)。そして唐突にゲップする(マルコの放った和成光拳暗黒の異次元に飛び込んだせい)。臭かったようで、プッチーは鼻を押さえる。鬼DOはでかい図体のくせに、情けない上に下品であるところを露呈してしまった。
ともかく拘束具が外れると、力を込めて元の体勢に戻る。ドテッと倒れた勢いで、マルコたちが口から転がり出てきた。今度はコッキーの作戦に協力し、ブラックゼウススーパーデビル暗黒の異次元に落とし込む。ブラックゼウスたちを呑み込むと、つまようじ片手に、また汚いゲップを一つ吐き出した。

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