タヌキアヌス。カーネルダークの一人。狸と虎。寅(虎)の新界王(カーネルダース)、アン寅ネットとは天敵(ナチュラルエニミー)関係にあり、ライバル同士だ。かつては異聖メディアの下に付き、聖神ナディアを討ち取ろうとした。しかし超聖神によって鬼DOの腹の中、二度と出られぬ暗黒の異次元に封印されてしまう。ブラックゼウスにより解放され、その配下となった。
アメジアンスでの戦いでは振るわず、マルコに再封印される。火口内ではまったりと、自前の酒瓶と徳利で他のカーネルダークと酒を酌み交わしたりした。完全解放されたアクアマービィでは、ミ蛙帝・麒麟ザー公・驢馬ンリ一世・蚤ノフ王とともに異聖爆力で、アクアマービィの主柱といえる水柱を破壊しようとした。
しかし、次王帝マルコのキラ波パワーを受け、他のカーネルダークともどもアクアマービィの外まで吹っ飛ばされる。ブラックゼウスの召喚に応じ、アクアマービィの水柱をダークパワーで破壊、出現したアクアジュエルの聖なる力も抑制するが、今度は和成光拳でエリア外まで吹っ飛ばされた。
ブラックゼウスがメディアに敗れ、カーネルダークは身の振り方を考え直さなければならなくなった。狸アヌスは、再びメディアの部下に収まることを提案した。猫ライ一世が妙案を思い付き、ナディアをメディアに手土産として突き出すことになった。カーネルダークはナディアと新界王の大洪水対策協議場に奇襲をかける。
こうしてカーネルダークはナディアを連れ、曼聖羅のメディアのもとへ参上した。カーネルダークはただ再びメディアの部下に収まりたい一心だったのだが、この行為は結果的に、過去の真実を明らかにし、ナディアとメディアが和解するきっかけとなる。次界と曼聖羅に平和をもたらす行為となったのだ。
スポンサーリンク