ビックリマン☆モバイル　第２３巻　バイオ戦車

小型の戦車型バイオメカ。アメジアンス、眠れる美女(次代バン・フレグレイス)のいる光る山までの途中に要塞を構える。要塞を通り抜けようとする者を敵と見なし、片っ端からやっつけるという暴れ者たち。口の砲門から無限に砲弾を発射する。砲弾もバイオメカの一種で生きており、顔がある。着弾寸前に相手を睨み付け、顔を真っ赤にして爆発する。
バイオ戦車の大軍が張る激しい弾幕の前には、誰も要塞に近づけない。近づけば灰。それゆえ、バイオ戦車軍団の要塞は難攻不落であり、戌ドリヒ大王すら恐れるほどだった(マルコはカッコいい、面白そうとはしゃいだが)。だが、ブラックゼウスにはバイオ砲弾も効かず、要塞内部まで切り込まれる。続いて飛び込んできたワッPにも切り抜けられる。
バイオ戦車たちは王「騎士貨車」からのバイオ指令を受けて活動している。騎士貨車がブラックゼウスに破壊されたことで、しばらくの間は動いていたものの、やがて全バイオ戦車は眠るように沈黙した。飛び込んできたワッPがブラックゼウスを突き飛ばした勢いで要塞も半壊する。こうしてバイオ戦車の不敗神話は崩れ去った。