ビックリマン☆モバイル 第24巻 王女ヘラ

bikkurimanmobile24-03
次動ネブラの王女。天聖界天魔界の天使・悪魔が次界に入る前から、平和な次動ネブラを治めてきた。しかし、皆が楽しく遊べる迷路遊園地を完成させた矢先、ワンダーマリアに洗脳される。頭にバットガード牙(タスク)を施され、魔戦衣乱理メダルからの光線を浴びてダークヘラに変えられてしまった。
王女の頃の記憶は封じられたが、王女としての誇りや希望はダークヘラの心の奥底に残っていた。そのために洗脳は不完全で、過去を思い出そうとしては頭痛に襲われる。造魔棒(ぞうまスティック)から魔覇ドラゴットが切り離され、バットガード牙を失ったことで洗脳が解けかかる。ヤマト爆神と一緒に落ちた毒ガスストーンの谷で、ついに記憶を取り戻した。
ヤマト爆神に残る全てのエネルギーを託し、復活したヤマト爆神に抱えられ達急動で一気に谷から脱出。アローエンジェルによって、とある断崖の穴の中にかくまわれる。しばらくはカプセルの中で傷を癒していたが、ストライク天使(エンジェル)魔幻型の弱点を聞きにきた時に、魔幻型破壊は自分の役目だと言って外に出る。
傷はすっかり治ったというが、まだふらつく。だが、ダークヘラとしての罪を拭うために、自らの手で決着をつけようと単身飛び出した。ワンダーマリアが待ち構えていて、再びダークヘラになるよう持ちかけられる。「お前から離れることはできやしない。互いに心の絆で結ばれている関係だ」と。
それに対してヘラは、ワンダーマリアを指差し、呼び捨てにして退去を命じた。ワンダーマリアは怒り、六聖球ソード魔力光線で攻撃してくるが、マントによる「ヘラウィング」で回避。ヘラヤマト爆神から、正しい道を選ぶためには戦わねばならないことを教わった。ワンダーマリアと戦う道を選んだのだ。
ヘラワンダーマリアに、何故天使やお守りと仲良くしようとしないのか尋ねる。何故皆で手を繋ぎ合い、楽しい世界を作ろうとしないのか?ワンダーマリアに「いい子ぶるお前などにの気持ちがわかってたまるか」と言い返されると、「貴女は誰も愛することのできない憐れな方です」と口にした。
ヘラマリア、女同士の戦いは続く。ヘラ魔戦衣乱理メダルに聖心を乱されるが、王女としての誇りを奮わせ、マリアの考えを心から憎み、トサカ(ヒレのように並んだ角)の「バットガード」の力を強めて対抗した。(バットガードはヘラの心を司る部位。ワンダーマリアはかつて、バットキャッチからそこにバットガード牙をはめ込んだ。洗脳が解けかかったヘラバットガードは、心透心見の術を使うヤマト爆神王女ヘラの記憶を見せた)
次動ネブラを知り尽くした王女。さしものワンダーマリアも、二度目となれば普通の天使のようには行かない。ヘラマリアの前から姿を消し、魔幻型へ向かい魔覇ドラゴット口内の甲殻球体を破壊した。ドラゴットが粉砕されたことで、魔幻型造魔竜鬼たちとともに化石化する。ヘラデカネロンの消滅を見届け、次動ネブラを魔域化していた根源「魔動源祖球」が遠くの世界に飛び立つのを見る。これで次動ネブラは平和な世界に戻る。
魔幻型頂上で感慨深く涙するヘラのもとに、大勢の天使・悪魔・お守りが集う。次動ネブラの先住民が戻ってきたのだ。これからは悪魔もお守りも天使も分け隔てなく、仲良く暮らしていける。前々から思い描いていた素晴らしい世界を築くため、ヤマト爆神ネブラに残留し協力してくれることになった。ヤマト爆神の側にはストライク天使が寄り添う。ヘラは、ヤマト爆神ストライク天使の愛に、うっとりと微笑んだ。その後も、次動ネブラが楽しい世界に変わっていく様子を笑顔で見守る。

・技
ヘラウィング
バットガード

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