ビックリマン☆モバイル 第24巻 神伝レーラ

bikkurimanmobile24-09
プレイ天使の一人。おとぎ話「シンデレラ」に登場するシンデレラ姫のような天使。清く正しく美しい、健気で清純な乙女。王女ヘラの造った迷路遊園地の中にあるガラスの城(レーラ神殿)に住み、いずれ夫となり城の王となる恋人を探していた。迷路遊園地がダークヘラ魔幻迷宮に変わってからは、その純粋さにつけ込まれ、餓乱苦2(ガラクーツー)の手先となってしまう。
餓乱苦2の壊れやすいガラスの靴の目を守るために、天使から聖エネルギーを奪い取る協力をする。服従の証として、か細い右足に「編み上げ魔足」によるガラスの靴を履かされた。反対に左足は裸足のままだが、やけに図太いのは生まれ付き?手に持った杖の先端には、めざ魔人が取り付いている。
ヤマト爆神神帝ピーターが、カボシャ(魔ボシャ)に連れられてレーラ神殿を訪れた。神伝レーラの姿を見たヤマト爆神は「可愛い」と言い、神帝ピーターは思わず「恋人になりたい」と口走る。神伝レーラの用意したガラスの靴をピッタリと履ける者が城の王となり、神伝レーラの結婚相手となる。そのことを知り、ヤマト爆神神帝ピーターは飛び上がって喜んだ。
と、着地したヤマト爆神の左足にガラスの靴がスッポリ。靴の上から靴を履いた状態だが、とにかくピッタリ。神伝レーラヤマト爆神の手を取って城に案内する。神帝ピーター魔ボシャが連れ去り、城ではヤマト爆神神伝レーラ二人だけの舞踏会が開かれた。ワルツに乗って踊るヤマト爆神は夢見心地になる。少しアローエンジェルのことが気になったが…
十二時の鐘が鳴ると、神伝レーラはうずくまり、謝った。餓乱苦2出現。ヤマト爆神が左足に履いたガラスの靴は、餓乱苦2の靴だった。編み上げ魔足がヤマト爆神を拘束する。餓乱苦2ヤマト爆神の聖エネルギーを「全て」奪い取ろうとした。約束では「少し」のはずだったのに。そこで初めて、神伝レーラ餓乱苦2に騙されていたと悟る。
餓乱苦2には、清く美しい心も使いようによっては時として罪になると嘲笑われる。捕まったフリをしていただけだったヤマト爆神にも、優しすぎることも時には罪作りになると諭される。だが、神伝レーラの優しさ溢れる態度は変わらなかった。ヤマト爆神神帝ピーター餓乱苦2を倒そうとするのを、身を挺して止めたのだ。
目の弱い餓乱苦2をいたわり、自分の聖エネルギーならいつでも分けるから、その代わり他の天使からエネルギーを奪い取るのだけは止めるように頼んだ。餓乱苦2には綺麗事をいう奴は嫌いだと突き飛ばされ、逃げられてしまうが、その優しさは届いていたようだ。餓乱苦2は最後に、神伝レーラの魔足を解いてくれた。
神伝レーラヤマト爆神神帝ピーターの無事を祈り、城から送り出す。ヤマト爆神からは、素敵な結婚相手が見つかりますようにと返事をもらった。神伝レーラヤマト爆神を見つめる瞳が潤む。神帝ピーターヤマト爆神に、神伝レーラは可愛かったし別れるのが惜しかったというと、ヤマト爆神は城に戻ろうと言い出した。でもやっぱりアローエンジェルがいちばんのヤマト爆神だった。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする




スポンサーリンク