ビックリマン☆モバイル 第24巻 ザシキ童

bikkurimanmobile24-22
ザシキわらべ。怪異説話集「遠野物語」などに登場する座敷童子(ざしきわらし)のようなお守り。畳のような足をしならせてキョンキョンとジャンプする。「~キョン」が口癖。
魔幻迷宮の中にある「なぞなぞ迷宮(ラビリンス)」の番人をしていた。ワンダーマリア山姥ン魔が捕らえた一寸助導庵は、なぞなぞ迷宮を抜けた先にいる。導庵たちのもとへたどり着くには三つのなぞなぞを解かなければならないと、アローエンジェル一本釣神帝一刀星断帝の前に現れた。なぞなぞ迷宮の三枚の扉は、なぞなぞ一問を解くごとに一枚開くのだ。
緊急事態のためアローエンジェルたちはすぐに通してほしかったのだが、なぞなぞを解く以外の方法では何ぴとも通さないと強情を張る。一刀星断帝には「草履みたいな顔をして生意気な」と恨まれ、ついには「問答無用、斬り捨て御免」と迫られ、さすがに頭を抱えて怯えたが…一刀星断帝アローエンジェルに乱暴はいけないとたしなめられ、なぞなぞに挑戦することになった。
第一問、手を全然使わなくてもできちゃうケーキとは?答えはホットケーキ(放っとけーキ)。第二問、朝日と夕日ではどちらが目方が重いか?答えは夕日(沈むから)。なぞなぞというよりもとんちクイズだ。常識的な一本釣神帝と、思い込みの激しい一刀星断帝は答えを導けなかったが、アローエンジェルのひらめきがバッチン決める。
そして、最後の第三問。ヘビやトカゲは爬虫類、カエルやイモリは両生類、ではキツネやタヌキは何類でしょう?一本釣神帝は普通に哺乳類と答え、一刀星断帝はキツネもタヌキも化けるから「お化け類」と答えた。しかし両方とも間違い。答えは麺類(キツネうどん・タヌキそば)だった。アローエンジェルのお手柄だ。
ザシキ童は「導庵様のところへご招待~」と叫び、きらびやかな空間転移をする。第三問の答えに納得行かない一本釣神帝に「哺乳類だろ」と詰め寄られ、一瞬「ひい~」と怯えたが、すぐに陽気になって「ではさよなら~」と言い残し、一本釣神帝を弾き飛ばすように光の中に消えていった。

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