ビックリマン☆モバイル 第24巻 チョッキング

bikkurimanmobile24-26
プレイ天使の一人。おとぎ話「サルカニ合戦」に登場するカニみたいな兜をかぶった天使。武器はカニのハサミのような「聖(セント)バーニング剣(ソード)」。盾にはお守り・はさみ助が取り付いている。歩く時は横歩きでしか移動できない。「~チョ」が口癖。チョッキングが驚いた時など兜のカニがよく泡を吹くが、一応「消幻泡」(しょうげんバブル)という技だ。カニ尽くしの天使。
魔幻迷宮の柿の木エリアで、満怒ヒヒの残した種から生えた柿の木の実を全て切り落とそうとした。だが、この柿の木は迷宮までの出口を教えてくれるかもしれない大事なもの。神帝男ジャック神光子に止められる。柿の木を切ろうとする理由を尋ねられても、大変なことが起きるというだけで詳しくは語ろうとしない。最後には、どうなっても知らないと半ば自棄になって去っていった。
戻った先は真っ暗な空間。ともに旅するお守り・くりの芯がその空間に神帝男ジャックを招き入れたが、チョッキングは依然として柿の木を切ろうとする理由を語らない。天使として恥ずかしいからだ。柿の実が赤くなって「逆さ柿の木」がひっくり返ると、「いつもの物語」、サルカニ合戦が始まる。チョッキングはその中で情けない目に合ってしまうのだ。
チョッキングはカニの役。柿の実を食べようと木に登るが、高所恐怖症のためにてっぺんまで登れない。木登りの得意な満怒ヒヒが実を食べ尽くそうとする。焦って自分にもくれと言うと、青い柿の実を投げつけられる。不意を食らったチョッキングは大ケガを負う。くりの芯と、このエリアを通りかかった天使は、チョッキングの仇討ちをしなければならない。
そういう物語が永遠に繰り返されていていた。逃げようとしても、柿の木は実がなるといつも必ずチョッキングの側に現れる。柿の木からの光が神光子を巻き込み(神帝男ジャックは巻き込まれなかった)、いつもの物語が始まった。チョキのマークの入った布団に寝込むチョッキング満怒ヒヒが退治されたところで、物語から現実世界に戻った。
神帝男ジャック神光子は些細なすれ違いからいがみ合い、その隙に凶暴化した満怒ヒヒの髪の毛に絡め取られる。チョッキング神帝男ジャック神光子を責めた。どうせ自分たちだけが迷宮を抜け出すことしか考えていないのだろう。くりの芯もこの迷宮を出たい。なのに、なのに…。チョッキングの体はふらついていた。
物語の世界での出来事でも、チョッキングが負ったケガは治っていなかった。それでも傷ついた体を押して、満怒ヒヒの髪の毛を切る。剣、兜のハサミ、盾のはさみ助のハサミ、計五つを使い、ばっさりと。チョッキングは泡を吹いて倒れ込むが、その身を挺した行動、他人を思いやる心に打たれ、神帝男ジャック神光子は協力して満怒ヒヒに立ち向かった。
逆さ柿の木の実」が迷宮への出口へ導いてくれることになったが、ケガのために動けない。ケガが治り次第、くりの芯とともに、神帝男ジャックが残した目印の聖コインを頼りに進むことになった。新ビックリマンにも登場。アメジアンスの荒廃に心痛めるプッチーが思い描いた情景の中に、魔統ゴモランジェロカッスイ仁太と仲良く遊ぶ一コマが描かれた。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする




スポンサーリンク