ビックリマン☆モバイル 第24巻 デカネロン

bikkurimanmobile24-27
ネロ魔身のパワーアップした姿。天聖界で爆発消滅したと思われていたネロ魔身(魔肖ネロ)だが、甲殻体に身を包み生き延びていた。甲殻球体は次界暗裏ロードに乗って次動ネブラに到着、魔幻型(まげんモデル)頂上の魔覇ドラゴットの口内に収まり、源祖球パワーを獲得することで孵化する。魔偶王(男性タイプ)魔肖ネロは魔偶妃(女性タイプ)デカネロンへの転生復活を遂げた。
体は女性タイプだが、声は男性タイプの魔肖ネロの頃と変わっていない。変わったものといえば、パワーアップしたこともそうだが、性格の変化も挙げられる。魔肖ネロを上回る数々の超パワーを身に着けながらも、かつて驕り高ぶり自滅してしまった反省点を踏まえ、多少は慎重になることを覚えたようだ。
では、最強の悪魔・魔肖ネロを上回り、今度こそ不滅の超悪魔に生まれ変わったデカネロンの装備・能力の数々を紹介しよう。悪魔界のヘッドに相応しい無限魔念星「ネロンヘクサゴン」。遠くまで一気に飛ぶための額飾り「魔(デビル)ソーナーアイ」。そして、「その他ありとあらゆるパワー」を身に着けて、完璧なデカネロンとして生まれ変わったのだ!(…紹介するのが面倒くさくなったのか、自らこんなふうに省略してしまったデカネロン。詳しくは用語集の「その他ありとあらゆるパワー」を参照のこと)
復活後はワンダーマリアの配下として活動する。動きを封じられた魔魂プタゴラトンに代わり、魔幻型の主となって源祖球パワーをコントロールする。ワンダーマリアからヤマト爆神ストライク天使を叩き潰すように指令を受け、お安い御用と承知。魔幻型上に投影した自身の立体映像から「魔崩裂棒」(まほうれつスティック)を振るった。魔崩裂棒は一振りしただけで空間を切り裂き、走る亀裂でヤマト爆神タイプIIにも瀕死の重傷を負わせた。
王女ヘラ魔幻型破壊のために接近していることをワンダーマリアに報告する。デカネロンは一挙に叩き潰してやろうと進み出るが、ワンダーマリアの待ったが入る。ワンダーマリア王女ヘラを洗脳して再びダークヘラにしようとする。デカネロンはそれを、悪魔らしくない考えとした。変に情けをかけると寝首をかかれると、ワンダーマリアにも慎重になるよう呼びかけるが…
その心配は的中し、王女ヘラワンダーマリアをかわして魔幻型へ接近。デカネロン王女ヘラを殺すのか殺さないのか、ワンダーマリアに一刻も早い決断を求める。だが間に合わなかった。王女ヘラ魔覇ドラゴットを破壊し、魔幻型は化石化する。デカネロンも巻き込まれて化石になろうとした。
ワンダーマリアに言われ、デカネロンプタゴラトンの魂を吸い取り、すでに石化したプタゴラトンの体を突き破って復活。「は不滅のデカネロンだ」と吼えるが、突然腹が風船のように膨らんだ。プタゴラトン魔力が強すぎたらしい。パンクしたデカネロンは尻から勢いよく空気を噴出し、魔幻型の天井を突き破る。そのまましぼんで消滅してしまった。魔肖ネロ(ネロ魔身)とあまり変わらない、自滅という末路をたどったのだ…
だが、ネロの因子は途絶えていなかった。新ビックリマンでは、デカネロンの遺した「ネロン魔球」から次代サイキュロスが誕生し、ドラキュロスから内裏ネイロスへとパワーアップする。デカネロンはいわばサイキュロスの母であり、魔肖ネロサイキュロスの父にあたるものとして描かれている。
デカネロンは懸賞ビデオ「ロココ&マリア奇跡(ミラクル)」にも登場。天魔界本国の戦力として魔館シップから出撃した(マリアデビルの内乱は描かれていない)。魔性般若パワー聖霊牛若を攻撃するが、黄色い絹のような理力シールドに反射される。神帝たちがワンダーマリアの剣から離れた六聖球を追った時は、魔魂プタゴラトン魔君ポセイドスとともに追跡。一人残ったアリババ神帝に一斉攻撃するが、覚悟のアリババ神帝理力が爆発し、壮絶な相打ちとなった。

・装備
魔崩裂棒(まほうれつスティック)
ネロンヘクサゴン
魔(デビル)ソーナーアイ
その他ありとあらゆるパワー

・技
魔性般若パワー

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