ビックリマン☆モバイル 第24巻 山姥ン魔

bikkurimanmobile24-33
ヤマンバンマ魔宮伝説鬼の一人。怪異説話集「遠野物語」などに登場する鬼婆のような悪魔。「~バァ」が口癖。腰のドクロを自由自在に操り、「魔掟ドクロ縛り」で天使を攻撃する。食べることや踊ることが好き。ある一定のリズムを聴くと踊り出さずにはいられない。面の皮は厚いが、歯は弱い。食べ物は柔らかい物が好みで、ドクロを出汁にコトコト煮込んだシチューを作る。
魔幻迷宮のすすき野に隠れ家を持つ。ワンダーマリアから魔幻迷宮脱出の鍵となる次界案内古師(じかいガイドこし)導庵を預かり、木牢に閉じ込めていた。迷宮の出口が分からず困っていた一刀星断帝一寸助の前に現れ、ウイングパス流(ストリーム)に乗せてやると騙し、一寸助を誘拐する。
一寸助を何年ぶりかのお守りシチューとして料理しようとした。鼻先に一寸助の「まちバリ剣」を受けるが、厚い面の皮で剣のほうが折れ曲がる。山姥ン魔一寸助の活きのよさに、さらに喜んだ。導庵一寸助の身代わり買って出るが、歯の悪い山姥ン魔は筋の堅い年寄りの肉を拒否。だいいち、導庵はワンダーマリアからの大切な預かり物なのだ。
と、そこへワンダーマリアが現れ、出汁をとっていた鍋をひっくり返される。一寸助の連れである一刀星断帝から、導庵の存在がアローエンジェル一本釣神帝に伝わってしまったのだ。神帝たちが導庵をしゃかりきになって捜しはじめた。山姥ン魔はひどく怒られ、一寸助を取り上げられる。導庵も一緒に別の場所へ移された。
神帝たちが来ないよう見張っていろと命じられるが、一刀星断帝が流した音楽で誘い出される。身体が勝手に動き出し、リズムに乗って可愛く(?)お尻を振りながらアローエンジェルたちの前に現れた。魔掟ドクロ縛りと逃げ足の速さで隠れ家に戻るが、一本釣神帝聖フックを引っかけられていた。聖フックの糸を引っ張ったことで、一本釣神帝たちを自ら隠れ家に招き入れることになる。
大量の魔掟ドクロ縛りでアローエンジェル一本釣神帝一刀星断帝を生き埋めにし、神帝シチューが食えるかもと期待したが、聖雫剣であっさり脱出され、取り囲まれる。観念して導庵一寸助が囚われた場所、までの関門「なぞなぞ迷宮(ラビリンス)」に案内した。なぞなぞ迷宮は手強い。たっぷり楽しみながら行くがいいと、山姥ン魔はほくそえみながら姿を消した。
が、アローエンジェルが簡単になぞなぞをクリアしてきた。山姥ン魔は、導庵一寸助を拘束した岩場(二人は煮えたぎる溶岩の上に吊るされている)で待ち受け、巨大魔掟ドクロ縛りでアローエンジェルたちを攻撃する。巨大ドクロを一本釣神帝に抑えられたため、今度は自らが別のドクロに乗って、導庵たちを助けようとするアローエンジェル一刀星断帝を追った。
一刀星断帝が立ち塞がるが、乗っていたドクロを先に進ませて縄を切らせる。導庵一寸助は溶岩に落下しかけるが、間一髪のところでアローエンジェルに助け出されてしまった。一刀星断帝の目が、助け出された一寸助に向いている隙に、山姥ン魔は這って逃げる。ドクロ二つはその場に残して。

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