ビックリマン☆モバイル 第25巻 怪盗もの魔ね_ビックリ村

bikkurimanmobile25-06
物真似(ものまね)悪魔。どんな姿にも変身できるコピー能力の持ち主。ダークマターの発動した黒宝石(ブラック・ジュエル)の力によって時空を超えて召喚され、記憶を失いビックリ村の住人となる。だがその能力は失われてはおらず、声帯模写まで完璧にこなす変装の達人であることを活かし、ビックリ村を騒がす怪盗となった。
盗みに入る前に、必ず予告状を出す。そして必ず犯行を成功させる。警察の包囲も難なく掻い潜り、尻尾も掴ませない。専任捜査官のゴル胡魔193警部のことを、村一番のアホ警部と嘲笑う。神出鬼没にして大胆不敵。無敗の怪盗伝説が打ち立てられようとしていた。だが、ビックリ学園に狙いを付けたことが伝説達成を阻むこととなる。
某日深夜、星の刻(とき)。校長室に飾られた「黄金の天使像」を、スーパーゼウス校長に化けることで盗み出した。コッキーに変装して警察や生徒たちの追跡をやり過ごす。本物のコッキーが誤認逮捕されることになり、コッキーに恨みを買うとともにライバル意識を持たれることになった。大ドロボーココッキーの闘志に火を点けてしまったことが、怪盗人生の大きな敗因だ。
翌日、大胆にもワンダーマリア先生に化けてビックリ学園の教室に侵入。生徒たちから宝物の情報を聞き出し、サイキュロス城にある「悪魔の涙」という宝石を次の獲物に決めた。その日の深夜、月の刻。予告時間前からすでに、悪魔の涙の置かれた机の隣の花瓶に化けて潜んでいた。人だけではなく、物にも化けられるのだ。驚異の変装術だが、ここからが落ち目となっていく。
悪魔の涙を取って正体を現し、机の上から逃げようとしたところ、執念のゴル胡魔193警部に右足を掴まれる。サイキュロスが仕掛けた部屋の落とし穴に落ちそうになり、ジタバタ飛ぶ。マルココッキーが天井をぶち抜いてきて、巻き込まれて落下。下の階層で気を失っている間に、コッキー悪魔の涙を取られる。
慌てて後を追うと、マルコが立ちはだかる。影になって床に同化しマルコをかわし、壁伝いに進んで先行するコッキーに追いついた。今度はマルコに化けて、悪魔の涙見せてくれと言い、奪い返す。マルコが投げ飛ばしてきたコッキーを回避し、疲れてハアハアと階段を登っている時にキリエ様が現れた。階段を紙にされて床に落下激突。悪魔の涙を手放す。
悪魔の涙を持っていったキリエ様を、サイキュロスに化けて先回り。悪魔の涙を再び手に逃げようとすると、曲がり角でゴル胡魔193警部と激突した。姿はサイキュロスのままだったが、アホ警部と口走ったために正体がばれる。逃げた先に本物のサイキュロスがいた。サイキュロスと警部に気付かれる前に、絵画に化けて壁にくっつく。
本物のサイキュロスを自分だと思わせて、もめる警部とサイキュロスを尻目にこっそり逃げるが、足をロープで引っかけられる。コッキーだ。また悪魔の涙を取られるが、またまた先回りして「出口」に化ける。コッキーを壁に激突させて、今度こそ悪魔の涙を頂きだと確信した。だが、屋根に出るとコッキーがしつこく追ってくる。
見上げた根性のコッキーを子分にならないかと誘うが断られ、仕方なく飛び去ろうとすると、コッキーに飛びつかれる。もがいてコッキーを引き離そうとしていた時、の屋根の異変に気付いた。だがすでに手遅れだった。はもともとキリエ様の能力が作り出した切り紙製。マルコのせいでは紙となって崩壊し、巻き込まれ、運の悪いことに意識を失った。運良く助かったコッキー悪魔の涙を奪われる。伝説達成を失敗した怪盗はその後、黒宝石が飛び散ったことで元の世界に帰還した。

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